韓国は約束を守らない国。どの国からもそう見える

広告
おススメ記事

韓国は国同士の約束を守らないように見えます。それは日本との約束に限った話ではありません。

例を挙げてみます。

●2017年の米韓共同声明(トランプ大統領時代)
⇒インド・太平洋地域の安保に関与しないと主張

共同声明に明記されているにもかかわらず、その翌日には金顕哲(キム・ヒョンチョル)大統領補佐官が「日本は『インド・太平洋ライン』との名で、日本・オーストラリア・インド・合衆国を連携する外交ラインを構築しようとしているが、我々がそれに編入される必要はない」と発言。

青瓦台・大統領府は、「米韓同盟がインド太平洋地域の安全保障、安定と繁栄のための重要な軸」と述べたのはトランプ大統領であって、文在寅大統領はそれに合意したわけではない――としたのです。

共同声明はいったんなんだったんだ、という話ですが「中国に怒られること」を恐れて、米韓首脳会談の約束を否定したのです。

UAEと交わした「秘密軍事協定」
⇒秘密協定だったので無効と主張

李明博(イ・ミョンバク)大統領時代にUAEの「バラカ原発」建設の契約を勝ち取りました。しかし、文在寅大統領が誕生してから、この契約の裏に秘密協定があったことが暴露されました。UAE有事の際には韓国が自動参戦するという軍事協定が結ばれていたのです。

ロクな話ではありませんが、これを「秘密協定だったから無効」と主張。UAEを激怒させました。

日本に対しては枚挙に暇がありませんが……。

日本と契約を交わした「2015年慰安婦合意」
⇒国民の理解を得られなかったからと一方的に「和解・癒やし財団」を解散

日本を激怒させるのみならず、仲介の労をとったアメリカ合衆国をも怒らせました。

そして現在、尹錫悦(ユン・ソギョル)新政権が誕生することになり、中国との間で焦点になる「三不の誓いです。

中国と交わした「三不の誓い」
⇒韓国の主権を侵害したものなので反故にすると主張
(大統領選挙期間中に尹錫悦(ユン・ソギョル)さんが主張)

「三不の誓い」は確かに「自国の安全保障について中国にお伺いをたてる」という主権放棄に等しい約束です。

しかし、中国からすれば「国と国との約束だろ」となります。いかに相手がジャイアンといえども、ジャイアンからすれば「一度約束したことは守れよスネ夫」です。

つまり、韓国という国は、どの国から見ても「自分の都合で約束を破る国」に見えるのです。韓国は「相手の国から自国がどのように見えるのか」という視点が根本的に欠けています。

「三不の誓い」は正確には「三不一限の誓い」なのではないか、という疑惑が出ています。

三不の誓い
①アメリカのミサイル防衛に参加しない
②日・米・韓の安保協力を軍事同盟化しない
③THAADの追加配備をしない

上掲の3つに加えて、「すでに決まっていたTHAADの運用に制限を加える」という「一限」があったのではないかという疑いです。「一限」があったとすれば、韓国政府が環境アセスメントの結果が出ないので……という名目の下にTHAADの稼働を拒否してきたことを説明できます。

(吉田ハンチング@dcp)

広告
タイトルとURLをコピーしました