小ネタかもしれませんが異常な話ですのでご紹介します。
中国の国家統計局が、本来なら2022年10月18日に公表するはずの統計データを直前で「延期」にしました。
以下は同局の統計データ公表日程です。
上掲のとおり、本来18日に公表されるはずのデータが軒並み「延期」となっています。
延期となったのは、
・2022年第3四半期の国内総生産
・住宅販売価格月次レポート
・エネルギー生産に関する月次レポート
・固定資産投資(農家を除く)月次レポート
・不動産開発・販売月次レポート
・消費財小売総売上高月次レポート
・全国居民收支情况四半期报告
・全国産業能力利用四半期報告書
・大中70都市の住宅販売価格月次レポート
・住宅販売価格月次レポート
・エネルギー生産に関する月次レポート
・固定資産投資(農家を除く)月次レポート
・不動産開発・販売月次レポート
・消費財小売総売上高月次レポート
・全国居民收支情况四半期报告
・全国産業能力利用四半期報告書
・大中70都市の住宅販売価格月次レポート
延期となった統計データの中には、中国の2022年第3四半期の国内総生産(GDP)や、どこまで中国不動産市場が崩れたか確認するために重要な「住宅販売価格月次レポート」、「住宅販売価格月次レポート」など重要なものが含まれています。
これだけではありません。『中国海関総税務局』も17日午前に予定されていた輸出入実績を公表しておりません。
第20回中国共産党全国代表大会が開催されていますが(2022寝10月16~22日)、数字が悪いので、習近平首席の3期目続投に影響を与えいるかもしれない――と当局が慮った結果ではないのか、と邪推したくなります。
(吉田ハンチング@dcp)