韓国は一応「家電強国」と自称し、「サムスン、LGの家電は世界を席巻していると」誇ります。しかし、ロボット掃除機『ルンバ』を生み出すことができなかったのは日本と同じで、『ルンバ』と同様の製品を後追いで開発・販売を始めました。
ここまではいいのですが、そのロボット掃除機で中国製が韓国内でバカ売れしているのです。
それは『Beijing Roborock Technology Co.,Ltd.』(本社:中国北京、CEO:Richard Chang)の『Roborock(ロボロック)』です。
↑日本でも販売されている『ロボロック』。これは史上最高の吸引力を実現したという「Roborock S7 MaxV Ultra」の紹介ビデオ。
『韓国経済』の記事の一部を以下に引いてみます。
10日、家電業界によると、昨年の中国ロボット掃除機メーカーの『ロボロック』の国内売上が1,000億ウォンに迫ったことが分かった。
2019年に韓国市場進出して以後の新記録を達成したのだ。
「前年の売上高(480億ウォン)比2倍以上に増加した。
『ロボロック』は、2021年にドメスティックなロボット掃除機ブランドを抜いてオールインワン(吸入 + 水モップ)市場シェアで1位に上がり、2年連続で首位を守った。
(後略)
同記事によると、韓国内のロボット掃除機の市場は2022年には3,000億ウォンもあるようです。そのうち『ロボロック』が第1位1,000億ウォンと集計されたとのことなので、少なくとも33.3%は中国製です。
「ルンパ」の後追い競争は、韓国市場では中国製ロボット掃除機が席巻しているというわけです。
(吉田ハンチング@dcp)