中国の異変。1日で2つの化学工場が爆発。不気味なキノコ雲

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火事が多発しており、中国には不穏な空気が醸成されています。

2024年03月11日、1日で2つの化学工場(詳細不明:後述)が爆発しました。

まず、湖南湘西吉首市のアスファルトプラントで起こったとされている爆発です。以下の動画が上がっています。

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爆発の瞬間を捉えたものではありませんが、不気味なキノコ雲が上がっているのが見えます。救急車が出動している様子も映っていますが被害者の詳細は不明です。

次に、湖北省黄岡市です。

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投稿には「電子部品の工場」と書かれていますが、別の投稿者は、そもそもこのエリアは工業地帯で、最初の爆発は小さな化学工場で起こり、それが二次爆発を誘発した――としています。残念ながらどちらも裏が取れません。

また、刺激性のガス漏れがあり、その結果、眠りから覚めたといった証言、周囲の住民は避難しているという書き込みがありました。ありました――というのは例によって動画、投稿などが削除されているからです。

当局が情報の拡散をブロックしている模様です。

もう一つ。同じく11日、安徽省にある『安徽淮河能源集団』の炭鉱で爆発事故がありました。以下が事故を伝える動画です。

24人が巻き込まれ、痛ましいことに、作業に従事していた7人の方が亡くなったとのこと(22人が救助され2人が現在も行方不明)。

さらに、同日には別の炭鉱でも事故が起こっています。

山西省中陽県の『桃園新隆石炭有限公司』の石炭貯蔵施設で倒壊が起こり、7人の方が巻き込まれました。5人が亡くなり、2人がいまだ行方不明とのこと。


03月11日までは、第14期「全国人民代表大会」(全人代)の開催日でした。閉幕日に爆発事件があったというのは、格好の悪い話かもしれませんが、当局が隠蔽するので「本当は何があったのか」がよく分かりません。

炭鉱の方は、安全対策がかねてより指摘されていましたが、いまだに事故が起こります。

もとから「チャイナボカン」と揶揄されるほど爆発がお家芸みたいな国ではありますが、それにしても火事が多発し過ぎです。

(吉田ハンチング@dcp)

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