2024年04月26日、『韓国銀行』が「2024年第1四半期における外国為替銀行の外国為替取引動向」のデータを公表しました。
2024年第1四半期中、外国為替銀行の外国為替取引動向
2024年第1四半期の外国為替銀行の1日平均外国為替取引*(現物為替および外国為替デリバティブ取引)規模は694.0億ドルで、前四半期(633.1億ドル)比60.8億ドル(+9.6%)増加した。
*一日平均売買取引規模の合計o現物為替(261.2億ドル:+19.2億ドル)および外国為替デリバティブ(432.8億ドル:+41.7億ドル)の取引規模が全て増加
「詳細は『添付資料』を参照」
『韓国銀行』はこの取引増加について「季節的要因に加え、国内居住者の海外証券投資と外国人の国内証券投資が増え、為替レートの上昇による為替ヘッジ需要などで外国為替取引が増加した」と説明しています。
要因は、
・西学アリの皆さんによる海外市場への投資増
・外国人投資家による韓国内投資
・為替レートの急変によってリスクヘッジ需要が増加したこと
というわけですが、どれも「まあ、そうでしょうねえ」です。イッテコイの両方とヘッジ需要が増加すれば、それは外為取引は増えるでしょう。問題は、外貨流出方向で取引が増えないか――です。
(吉田ハンチング@dcp)