韓国・憲法裁判所03月24日「先に韓悳洙首相の弾劾訴追」に判断を下す。

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2025年03月20日、韓国の憲法裁判所は来る「03月24日 10:00」に韓悳洙(ハン・ドクス)国務総理(首相に相当)に対しての弾劾訴追について判断を下す――と明らかにしました。


↑弾劾訴追されて停職中の韓悳洙(ハン・ドクス)さん。この人をひと言で評すなら「苦労人」です。

尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領の方はまだ決まっていません。

法曹界はじめ政界からも先に韓悳洙(ハン・ドクス)さんの弾劾訴追について判断をくだせ――という声が上がっていました。

なぜなら、韓悳洙(ハン・ドクス)首相についての審議は尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領よりも先に終わっていたからです(しかも正式な弁論をわずか90分に制限しました/公判は2回だけしか実施されなかった)。

韓悳洙(ハン・ドクス)首相は、非常戒厳宣布後、韓国最大野党『共に民主党』が主導して弾劾訴追され、これが国会の過半数の賛成で可決。

2024年12月27日のことでしたので、実に87日目の宣告となります。

弾劾が棄却されれば、韓悳洙(ハン・ドクス)さんは直ちに直ちに首相、および大統領代行に復帰します。

現在の崔相穆(チェ・サンモク)大統領代行は、韓悳洙(ハン・ドクス)首相が弾劾訴追されたので現「代行」になったわけですので、韓悳洙(ハン・ドクス)さんが首相兼大統領代行に復帰すれば、崔相穆(チェ・サンモク)さんは通常の肩書「副首相兼企画財政部長官」に戻ります。

韓悳洙(ハン・ドクス)首相は、

尹大統領の内乱行為に共謀・黙認・幇助した

――という理由で弾劾訴追されました。

国会(要するに『共に民主党』)は「内乱共犯」以外にも、

国会推薦の憲法裁判官候補者の任命拒否
内乱に関する常設特別検察官(特検)任命の回避
金建希(キム・ゴンヒ)特検法の拒否
与党との「共同国政運営」を試みた

などを挙げ、計5つの弾劾理由を挙げました。全て、『共に民主党』が望んだことを「しなかった」から――という理由です。

韓悳洙(ハン・ドクス)首相が復帰すれば、アメリカ合衆国・トランプ大統領との会談が実現するのではないか――と期待する向きもありますが、それはどうでしょうか。

いずれにせよ、03月24日の憲法裁判所の判断にご注目ください。

(吉田ハンチング@dcp)

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