「世界報道の自由」ランキング2025「中国が世界ワースト3位(178位)に転落!」6ランクダウン

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2025年05月02日、国際ジャーナリスト組織『Reporters Without Borders』(国境なき記者団)が今年も「報道自由指数」を公表しました。


↑『国境なき記者団』の公式サイト。


↑「報道の自由」の度合いを示す指数はポイント化され、良い方からGood、Satisfactory、Problematic、Difficult、Very seriousの順番に評価されています。

2025年の結果は世界の国々の半分が報道の自由は貧弱な状態と報告しています。

実際、「Very serious(大変深刻)」を意味する「赤色」が目立ち、『国境なき記者団』は世界的に「だんだん赤くなってきたぞ」と警告しています。

世界地図で赤が目立つのは、ロシア・中国・インドなど、面積の広い国が報道の自由がなくて「赤い」からです。


↑中国に報道の自由などあるわけがなく、グローバルスコアは「14.8」しかなく、世界178位。世界180カ国中ワースト3位で2024年度版から6ランクもダウンしました。

ちなみに日本の2025年度版の結果は、以下のとおり「ポイント:63.14」で「世界66位」です。


ちなみに日本のステータスは「Problematic(問題アリ)」です。

今回の2025年度版「報道自由度」でグローバルスコアが高いランキングTop10は、以下のようになります。

RSF World Press Freedom Index 2025
Rankig Top10
第1位 ノルウェー……92.31
第2位 エストニア……89.46
第3位 オランダ……88.64
第4位 スウェーデン……88.13
第5位 フィンランド……87.18
第6位 デンマーク……86.93
第7位 アイルランド……89.92
第8位 ポルトガル……84.26
第9位 スイス……83.98
第10位 チェコ……83.96

……の後はグローバルスコア。
⇒参照・引用元:『Reporters Without Borders(国境なき記者団)』「RSF World Press Freedom Index 2025: economic fragility a leading threat to press freedom」

『国境なき記者団』は、初めて世界の「報道の自由」の状況を「Difficult(困難)」と分類しました。

興味深いのは、次ような声明を出していることです。

「経済的独立なくして自由な報道は存在しない」

「報道機関が財政難に直面すると、しばしば視聴者争奪競争に巻き込まれ、その結果、質の高い報道を犠牲にし、寡頭勢力や公共権力の道具へと堕する可能性がある」

先にご紹介したとおり、トランプ政権は「USAID」への資金投入をやめ、これによって例えば『Radio Free Asia』が職員の削減を余儀なくされる――といった事態に陥りました。

景気が悪くなると報道の自由もなくなるよ――というのです。

「衣食足りて礼節を知る」は真実で、食うや食わずで生きていくのも大変――なんて状況では「報道の自由」などありようもないのです。

ちなみに韓国はグローバルスコア「64.06」で世界ランキングは第61位。日本を取り巻く反日国家の報道の自由度ランキングは以下のようになります。

ロシア:171位/180カ国中……Very serious
北朝鮮:179位/180カ国中……Very serious
韓国:61位/180カ国中……Problematic
中国:178位/180カ国中……Very serious

日本の周囲にはロクな国がありません。

(吉田ハンチング@dcp)

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