韓国・李在明「韓国史上最大の支出予算 727.9兆」確定 ⇒ 上半期に75%を配分する

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2025年12月09日、韓国の大統領室は――大統領に成りおおせた李在明(イ・ジェミョン)さんが第53回国務会議を主宰し、2026年度予算案の国会増額に対する同意および予算公告案を原案どおり決済した――とプレスリリースを出しました。


↑「なにわろてんねん」という第53回国務会議の風景。

李在明(イ・ジェミョン)さんの政権は(よせばいいのに)韓国史上最大規模の「727.9兆ウォン」の支出予算を組みました。

そもそも600兆ウォンですら無理なのに、727.9兆ウォンの予算は無茶苦茶です。

国財収入が全然足りません。もちろん、その分の負債を政府が積んで支出をまかなうのです。

李在明(イ・ジェミョン)さんは5年後には風のように去っていくので知ったことではないでしょうが、次の政権は政府負債の増加に悩むことになるでしょう。信用格付けが下がらないといいですね。

毎度のことですが、予算額確定を受けて、さっそく企画財政部が以下のプレスリリースを出しました。

報道資料
政府は、全体歳出予算の75.0%を上半期に配分する内容の「2026年度 予算配分計画」を12月09日(火)国務会議で確定した。

予算配分とは、支出原因行為(契約など)を行うことができるようにするための先行措置。

政府は、技術が主導する超革新経済、基盤が堅固な社会、国民安全、国益中心の外交・安保のために編成された2026年度予算が、資金配分手続きなどを経て年初から適期に執行されるよう、事前準備を徹底していく予定である。

⇒参照・引用元:『韓国 企画財政部』公式サイト「2026年度予算配分計画確定」

上半期に予算の75%を配分する――という公示です。

上掲のとおり2023年からは毎年、上半期に75%の予算を配分してきたのです。

もちろん「75%配分」といってもその分をキャッシュアウトするというわけではありません。しかし支出が前掛かりになるのは確かです。

支出が過ぎて、下半期に緊急事態があったらどうするんだよ――なのですが、前半で状況を見て、

❶景気が思ったほど回復しなければ補正予算を組む
❷逆に想定より税収が崩れれば、後半の執行を絞る/事業を繰り延べ

――してしのぐのです。こういうのを無計画の「その場凌ぎ」といいます。

(吉田ハンチング@dcp)

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