アルゼンチンのブエノスアイレスで開催された『G20』は各国の足並みは揃わず、やっぱりぐだぐだで終わりました。
アメリカ・トランプ大統領が自国のFRB(Federal Reserve Boardの略:連邦準備制度理事会)に圧力をかけるような発言をしたのがよっぽど腹に据えかねたのでしょう、IMF(International Monetary Fundの略:国際通貨基金)のラガルド専務理事は、トランプ大統領の発言に触れ「中央銀行の独立性は大事」と釘を刺しました。
昨日ご紹介したとおり、アメリカ・ムニューシン財務長官はトランプ大統領の発言の火種を大きくしないように、もっぱら鎮火活動に努めたのですが、南アフリカ中央銀行の副総裁(ミネルさん)にまで「中央銀行の独立性は脅かされるべきではない」などといわれる始末。カッコ悪いことおびただしいことになりました。
いやー本当に格好悪い。世界の笑いもんですよ。
(柏ケミカル@dcp)