トランプ師匠、拒否権行使! 拒否を覆えせる可能性は低い

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メキシコとの国境に壁を建設するための資金を確保するため、「国家緊急事態宣言(非常事態宣言)」を行ったアメリカ合衆国トランプ大統領でしたが、民主党、また一部共和党からの反発は大きなものがあります。

03月14日、上院では大統領の非常事態宣言を無効とする決議案を可決。票数は賛成59対反対49。共和党の中からも造反者が12人でました。これに対し、トランプ大統領は03月15日に拒否権を発動。

下院議長である民主党のペローシ議員は「大統領の非常事態宣言から憲法と民主主義を守るための動きを続ける」と、03月26日に採決を行う旨の声明を発表しています。しかし、大統領の拒否権を無効にするためには「上下両院で2/3以上の賛成者」が必要になります。そのため実際に拒否権を覆すのは相当難しいと考えられます。

ちなみに歴代の合衆国大統領の中で最も拒否権を行使したのは、第32代フランクリン・ルーズベルト大統領で、任期12年間で635回も行使しています。

(柏ケミカル@dcp)

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