予測どおりの結果が出ています。
韓国を感染爆発、医療崩壊が襲っていますが、これにインフレが加わっています。
2021年12月16日、『韓国銀行』から「物価安定目標の運用状況の確認」という資料が出ました。まず以下をご覧ください。
⇒参照・引用元:『韓国銀行』公式サイト「物価安定目標の運用状況の確認」
2021年01~11月の累計で、消費者物価は対前年比で「2.3%」上昇となっています。
『韓国銀行』はインフレ目標を「2.0%」としていましたが、それを超えました。つまり『韓国銀行』の思惑よりもインフレが進んでしまったというわけです。
それだけではありません。赤枠で囲んだ部分が11月ですが、
2021年11月
消費者物価:3.7%上昇
食料品・エネルギー以外:1.9%上昇
農産物・石油以外:2.3%上昇⇒参照・引用元:『韓国銀行』公式サイト「物価安定目標の運用状況の確認」
消費者物価の上昇は「3.7%の上昇」で「2.0%」どころでは済まなくなっています。
12月の結果を残して第4四半期はすでに「3.4%の上昇」です。この「四半期に3%台の上昇」は、2012年以来、9年ぶりのことなのです。
次に、ここまでの推移です。
↑青のラインが「消費者物価」、オレンジのラインが「食料品・エネルギー以外」、灰色の破線が「農産物・石油以外」です。⇒参照・引用元:『韓国銀行』公式サイト「物価安定目標の運用状況の確認」
青のライン、「消費者物価」に対前年同期比の増減が「なんだこりゃ」というほど急速に上昇しているのがお分かりいただけるでしょう。
先に、年末に尋常ではない物価高が韓国を襲うとご紹介しましたが、予定どおりの進行となっています。
まずいことにウォン安も進行中。これは、資源、資本財、中間財を輸入する韓国にとって非常に不利な展開です。
(吉田ハンチング@dcp)