2023年10月14日、中国の長沙緊急管理局がやっと、13カ月ぶりに調査報告を出しました。
2022年09月、湖南省昌沙市にある『チャイナ・テレコム』※のビル(地上42F、地下2F)が大火災に見舞われ、丸焼けとなりました。
※『中国電信股份有限公司』(China Telecom Corporation Limited)
『チャイナ・テレコム』は中国最大の通信会社として知られているため、「ナニやってんだ」と中国でも大きな注目を集めたのです。
↑出火して火炎に包まれる『チャイナテレコム』のビル(左)と鎮火後のビルの様子(右)
今回の調査報告によると、火元となったのはタバコの吸い殻となっています。
当時、ビル7階の屋外には段ボールや腐った木などの各種可燃物が集積されており、そこに完全に消火されていないタバコが捨てられ、火事を起こしたとのこと。
マズイことにビルの外壁は燃えやすいアルミパネルで構成されており、そこに火が移って大火事に発展したのです。原因が分かっても「ナニやってんだ」という感想はぬぐえないのではないでしょうか。
(吉田ハンチング@dcp)