高安の行方が注目される韓国の通貨「ウォン」ですが、2020年01月20日(月)23:40現在(日本時間)以下のようになっています(チャートは『Investing.com』より引用)。
長い下ヒゲが出ていることからも分かるとおり、一時はおよそ「1ドル=1,156ウォン」までウォン高が進行したのですが、ここからウォン安方向へ大きく戻り23:40現在で「1ドル=1,160ウォン」辺りとなっています。
上掲は、ローソク足1本が1週間の値動きを示す「週足」ですが、先にご説明したとおり、現在は高値(ウォン安)の切り下げラインと、およそ「1ドル=1,154ウォン」にある「ウォン高のレジスタンスライン(抵抗線)」に挟まれた、三角持ち合いの中にあります。
週足では、徐々にではありますがウォン高への圧力が高まっているようにも見えます。ただこの抵抗線がかなり固く、先に紹介しましたとおり、これまで4回、ここでウォン高進行を跳ね返しています。
三角持ち合いからのブレイクは往々にして大きく動くものです。
ウォン高になれば株高
ウォン安になれば株安
これが韓国の常道ですのでブレイクの行方に注目です。
(柏ケミカル@dcp)