韓国の株式市場はいまだに「全銘柄空売り禁止」を行っています。どこが先進国市場なのでしょうか。
↑金融監督院の李卜鉉(イ・ボクヒョン)院長。香港ELSに投資した自称被害者に「損害賠償」を行うとした張本人です。それだけでも万死に値します。投資に対して国家金融当局主導による賠償を行うという類を見ない決定を行い、韓国がいかに駄目な国かを海外に印象付けました。この人はアンポンタンなので更迭されるべきです。
金融監督院の李卜鉉(イ・ボクヒョン)院長が、アメリカ合衆国・ニューヨークで開催された投資家相手の説明会で「個人的な希望も含めて、06月には空売りの一部再開ができるのではないか」などと述べたのですが、やっぱりただのリップサービス(というか韓国をよく見せるようとその場しのぎで述べたでまかせ)であったことが分かりました。
そもそも、李卜鉉(イ・ボクヒョン)院長の発言に対して、「ゲッ、うちのTopってばかなんじゃないの」と思ったのでしょう、金融監督院自身が「まだ何も決まってません」と火消しのプレスリリースを出しました。
ここまでは先にご紹介しましたが、2024年05月22日、「まずい」と思ったのでしょう、今度は大統領室が否定に走りました。
以下に韓国メディア『東亜日報』の報道を引きます。
(前略)
大統領府の高位関係者は22日午後、龍山で記者団と会い、「空売りについて政府は一貫した立場」とし、「違法空売り解消、投資家が信頼するシステムが整うまで再開しないという立場に変化はない」と述べた。また「投資家の信頼が重要だ」とし、「金融監督院長の発言は、意見収斂の過程で出た個人的な希望程度だと思う」と述べた。
(後略)
この高位関係者が実在し、本当に上掲のように述べたのであれば、誰も李卜鉉(イ・ボクヒョン)院長の言うことなど支持していないことになります。
何度だっていいますが、軽はずみにいい加減な発言を行う人物は金融行政のTopにいるべきではありません。頭の悪い働き者はさっさと飛ばすべきなのです。
(吉田ハンチング@dcp)