通貨安の進行が気になる韓国通貨「ウォン」ですが、1分足で気になるプライスアクションが現れたのでご紹介します。以下は14日午前03時ごろ(日本時間)から19時20分ごろ(同左)までの1分足(ローソク足1本が1分間の値動きを示します)です(チャートは『Investing.com』より引用)。
およそ「1ドル=1182.09ウォン」でまるで切りそろえられたようにローソク足の下端が一致するのがお分かりいただけるでしょうか。しかも普通ではない長いヒゲ、ローソク足となっています。「何者か」が意図して資金を投入していると思えるプライスアクションです。もしこれが筆者の考えすぎではなく、韓国通貨当局の為替介入だとすると、なぜこんな場所で?というのが大いに疑問です。
もしウォン高を止めたいのであれば、2日前の12日の底値圏でもっと為替介入のようなプライスアクションが現れていいはずです。逆にウォン安阻止であれば、過去の介入(あくまでも推定です)のように「1ドル=1,195ウォン」など、少なくもあと10ウォンは上値でもいいはずなのです。なぜ慌たようにこのおよそ「1ドル=1,182.09ウォン」という一見、中途半端な値で止めたいのでしょうか。
非常に奇妙なプライスアクションに見えます。ただ筆者の考えすぎでしたら申し訳ありません。
02月14日が締まりましたらまた記事を制作し、ご紹介するようにいたします。
追記
2020年02月14日(金)が締まりました。奇妙な値動きもありましたが、17:30ごろ以降は基本ウォン安進行となりました。
併せて以下の記事も読んでいただければ幸いです。
南朝鮮「ウォン」14日決着! ヘンな値動き出現も「1,183.46ウォン」までウォン安へ
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(柏ケミカル@dcp)
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