韓国通貨「ウォン」の安値トレンドがどこまで続くのかが注目されています。2020年02月20日(木)は、非常にウォン売り・ドル買いの勢力が強く、チャートで下(ウォン高方向)に向かいにくい(下げにくい)プライスアクションでした。
20日(木)のドルウォンは結局上掲のように(ほぼほぼ)締まりました※(チャートは『Investing.com』)より引用:以下同)。天井は「1ドル=1,208.58ウォン」まで達しましたが、戻しが入り、終値は「1ドル=1,204.71ウォン」です。
Money1では「防衛線」と呼んできた「1ドル=1,200ウォン」超えで実体線が確定しました。ローソク足1本が1分間の値動きを示す「1分足」で20日の値動き全体を見ると以下のようになります。
リングサイドの観客として特に面白かったのは、以下の20日11:30過ぎの時間帯です。
防衛線「1,200ウォン」を超える雰囲気となり、「さあ超えるか?」と見ていましたら……「あーいかないなー」「超えた?」「1,200ウォンぴったり!」「戻されたーっ」「超えた?」「あー戻された!」などと思わず声が出てしまうプライスアクションでした。
1,200ウォンのライン手前で止まったり、ラインにかかったりする上ヒゲが出ていますが、これは押し戻された値動きの跡です。リアルタイムで見ていた好事家の皆さんもさぞ楽しかったのではないでしょうか。
というわけで2020年02月第3週も木曜日まで終わりました。第3週最終日、02月21日(金)の市場がスタートします。第3週の結末は果たしてどんなプライスになるでしょうか。
21日の値動きについても随時記事を制作し、状況をご紹介するようにいたします。
※締まったはずなのに、後で確認すると値が動いてる!なんてことは普通にありますので。
追記その02
2020年02月21日(金)夕刻、ウォン安がさらに進み、ついに一時「1ドル=1,213ウォン」にまで達しました。以下の記事にまとめましたので併せてお読みくださいませ。
追記
明けて2020年02月21日(金)の市場がスタートしましたので、初動について以下の記事にまとめました。本記事と併せて読んでいただければ幸いです。
(柏ケミカル@dcp)