↑全然美しくなく、むしろ醜いデザインの国会議事堂前で「尹大統領弾劾」を叫ぶ皆さん。
2024年12月11日、韓国の『共に民主党』がまた新規に「大統領弾劾訴追案」を国会に上程しました。
一事不再理の原則を守っていません。
政府与党『国民の力』からは、「尹錫悦(ユン・ソギョル)を早く弾劾するべき、尹錫悦(ユン・ソギョル)なしの『国民の力』と、李在明(イ・ジェミョン)の『共に民主党』なら十分勝負になる」などという意見も出ています。
バカだなあ……です。今の勢いからいって、次の大統領選挙が李在明(イ・ジェミョン)さんが被選挙権を持ったまま立候補したら、負けるに決まっています。
尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領の弾劾訴追案が可決した段階で、あんたたちは早期に吊るされることになるんだよ――というのが、なぜ分からないのでしょうか。
政府与党『国民の力』からは、弾劾訴追案に賛成することを公表している議員が5人いる――という情報が出ています。つまり、残り3人が離反すれば、弾劾訴追案は可決することになります。
↑韓悳洙(ハン・ドクス)首相(左)と、『共に民主党』の党首・韓東勳(ハン・ドンフン)さん。
メッキが剥がれてきた『国民の力』の党首・韓東勳(ハン・ドンフン)さん(月亭方正似)ですが、ここで党をまとめきれないなら、この人もここまで、です。
もともと検察のエキスパートで、法務部長として『共に民主党』議員からの難癖を跳ね返す手腕を見せましたが、この人自身がどのような政治信条を持っているのかは最後までよく分かりませんでした。
尹大統領のように、非常戒厳を宣布してでも左派・進歩系アンポンタンの暴走を止めるという矜持がないなら、韓東勳(ハン・ドンフン)さんもどこかのタイミングで逃げ出すかもしれません。
もちろん逃げ出したら、韓東勳(ハン・ドンフン)さんも吊るされますし、「信念」などという言葉からは程遠い人だった――ということでしょう。とても残念なことですが、そうなったらそうなったで「実に韓国らしい」結末です。
票決は12月14日(土)17:00に票決の予定です。
(吉田ハンチング@dcp)