2025年01月15日、韓国の統計庁がかなりショッキングなデータを公表しました。
「2024年12月および年間雇用動向」です。
↑Googleの自動翻訳なので日本語がヘンなところがありますがご寛恕ください/プレスリリースのスクリーンショット
日本ではあまり報じられませんでしたが、2024年は韓国は結局「不景気のどん底」なママでした。特に、韓国の経済成長を支えてきた不動産(唯一のまともな内需でもあります)が、PF(プロジェクトファイナンス)問題もあって、全く駄目で、その影響は大きなものとなっています。
それが雇用情勢にも表れたデータとなっています。
まず「就業者増加数の推移」をご覧ください。以下です。
↑2025年の「12.0万人」増加は予測値です。
2024年の韓国の就業者数は「2,857.6万人」で、対前年比で「15.9万人」増加しました。
しかし、この増加数はコロナ以降で最低の増加数となっています。
コロナ禍に見舞われた2020年は不景気に落ち込み対前年比で「21.8万人」減少したのは仕方ありませんが、翌年には36.9万人増加、その次の年には81.6万人増加と急回復。
そこまでは良かったのですが、2024年の15.9万人は、2023年の32.7万人増加の半分にもなりません。
2025年の数業者の増加数は、2024年よりもさらに下がると予測されているのです。いかに韓国が景気が低迷しているかの証明です。
また、どの業種で就業者数が減少したのかを見てみましょう。以下をご覧ください。
卸・小売業は「6.1万人」も減少しており、建設業でも「4.9万人」減少です。
端的にいえば、韓国の消費が低迷していることを証明するデータです。
さあ2025年はどうなりますか?――です。もちろん「極めて駄目っぽい」のですが。
(吉田ハンチング@dcp)