韓国「中央銀行から短借しないと政府が回らない」問題。01~07月累計「114兆」借りた。

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Money1でもしつこくご紹介していますが、韓国政府は国税収入が減少して政府予算が回らなくなっており、仕方がないので中央銀行『韓国銀行』から短借(対政府一時貸出制度を利用)しては返済するという自転車操業を行っています。

中央銀行から短借するというシステムがあり、それを頻繁に使わないと政府が回らないという時点ですでにおかしいのですが、『韓国銀行』の李昌鏞(イ・チャンヨン)総裁は「仕組みがあるなら使えばええがな」と苦虫を噛むような反応をしています。

これまでに「短借 ⇒ 返済」でいくら借りたのか、その累計金額が明らかになりました。

2025年01~07月累計:114兆ウォン

――です。

これは、国会企画財政委員会のパク・ソンフン『国民の力』議員が『韓国銀行』から受け取った資料で判明しました。

01月:5兆7,000億ウォン
02月:1兆5,000億ウォン
03月:40兆5,000億ウォン
04月:23兆ウォン
05月:17兆9000億ウォン
06月:0
07月:25兆3,000億ウォン
小計:113兆9,000億ウォン

01~07月累計で「113兆9,000億ウォン」。約114兆ウォンです。

05月は「0」ですが、この期間は06月の大統領選挙に備えて、貸出と償還が中断されたためです。

短借は借りては返しの繰り返しで、07月末の残高は「2,000億ウォン」ほどです。韓国政府の自転車操業は続いています。

(吉田ハンチング@dcp)

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