韓国・統一部ヅラ長官「北朝鮮は90%以上濃縮ウラン2,000kgを保有と推定」

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2025年09月25日、記者懇談会において、韓国統一部の鄭東泳(チョン·ドンヨン)ヅラ部長(長官)は非常に興味深い発言を行いました。

↑鄭東泳(チョン·ドンヨン)といえばこの動画。『MBC』の記者およびアンカーキャスター出身で、本番前をとらえた動画です。


↑鄭東泳(チョン·ドンヨン)ヅラ長官は2005年大統領特使の資格で北朝鮮を訪問し、金ちゃんファミリーニ代目と面談したことがあります。

鄭東泳(チョン·ドンヨン)さんの発言を以下に拾ってみます。

「現在、情報機関の推定によれば(北朝鮮の)90%以上濃縮ウラン保有量は2,000kgに達すると推定される」

上掲の発言は以下に修正されました。
米国科学者連盟(FAS)など専門家の推定によれば現在(北朝鮮の)90%以上濃縮ウラン保有量は2,000kg程度と推定される」

「今日この時間にも北朝鮮のウラン遠心分離機が4カ所で稼働している」

「制裁を通じて北核を放棄させる? 可能性はない」

「(南北は)事実上2つの国家、すでに2つの国家、国際法上2つの国家だ」

「少なくとも50~60%の国民が北朝鮮を国家と答えている。国民多数が(北朝鮮を)国家として認めているのが現実だ」

「2つの国家ということ、(北朝鮮の)国家性を認めること、が永遠の分断を意味するものではない。

現実的、実用的観点であり、柔軟に南北関係を見るということだ。暫定的に統一へと向かう過程で生じた特殊関係の中で国家性を認めるということだ」

これらの発言を報じた韓国メディア『朝鮮日報』は、

通常、核兵器1基を作るのに高濃縮ウラン(HEU)約20kgが必要であるため、2,000kgでは核兵器100基を製造できる

――と解説を加えています。

韓国憲法では「北朝鮮は韓国領土を不法占拠している集団」と位置づけられています。

それを、このヅラ長官は北朝鮮を「国」と認める発言をしました。

この記者懇談会前、09月24日に開催された「北朝鮮の二国家論と南北基本協定推進方向」では鄭東泳(チョン·ドンヨン)ヅラ長官は、以下のように発言しています。

「南と北は国連に同時加盟し、国際法的に国際社会で国際政治的に二つの国家であり、今も二つの国家だ」

「変化の焦点を『敵対性の解消』に置かなければならない。東ドイツと西ドイツは1972年に東西ドイツ基本条約を締結し、冷戦の中で和解と協力を切り開いた」

「南北は過去30年間、数多くの対話と合意を導き出したが、対外的情勢変化や国際政治的環境変化の中で連続性が担保されなかった限界があった。

われわれの過去30年を振り返れば、東西ドイツが歩んだ一貫した道を歩むことができなかった」

現在の韓国政府は、08月に「国政運営5カ年計画案」を出しており、その中で、

「1972年の『東西ドイツ基本条約』をモデルにした南北基本協定を締結する」

――としています。

余計な動きが始まっていると見るべきです。やはり1994年に爆撃をしておくべきでした。

(吉田ハンチング@dcp)

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