「イスラエル + アメリカ合衆国 vs イラン」の戦争が中東諸国を飲み込んで拡大する様相を見せていますが、日本としてはチョークポイントのホルムズ海峡でエネルギー輸送が圧迫されていることが大問題です。

↑ホルムズ海峡の左右に船舶が滞留しています。
2026年03月19日、合衆国のトランプ大統領と高市早苗首相の日米首脳会談が行われ、(一応)良好な関係をアピールできた結果となりましたが、エネルギー輸送について合衆国が面倒をみてくれるわけではありません。
2026年03月21日付け『共同通信』は、イランのアッバス・アラグチ外務相はインタビューに答え、「イランはエネルギー輸送の要衝ホルムズ海峡について、日本関連船舶の通過を認める用意があると明らかにした」としました。
韓国メディア『聯合ニュース』は以下のような記事を出しています。韓国政府もやっているよ――という話をしているのですが、同記事から以下に引きます。
政府は、イランが日本船舶のホルムズ海峡通過を「協議を経て許可する用意がある」と明らかにしたことを受け、関連動向を注視しつつ関連国と疎通していると21日明らかにした。
外交部当局者はこの日「政府は中東情勢の動向を綿密に注視しつつ、わが国民の保護とエネルギー輸送路の安全確保方策を模索している」とし、「イランを含む関連国と多角的に疎通してきている」と述べた。
共同通信によると、アッバース・アラグチ・イラン外務大臣は「海峡は開かれている」とし、「敵以外の船舶の通過は可能であり、当該国と協議して通航の安全を提供する用意がある」と述べた。
アラグチ長官は日本船舶に関しても「協議を経て通過を許可する用意がある」とも述べた。
(後略)
韓国政府も(日本に負けずに)意思疎通の努力を行っている――というアピールです。
ちなみに韓国はイランと1970年代には強い関係がありましたが、「原油代金の不払い問題」(解決しています)やイラン革命防衛隊によるケミカルタンカー拿捕などがあり、直近では仲が良いなどとは決していえません。
要するに「韓国はダメで、日本の船舶がホルムズ海峡を通過できるようになるのではあるまいな」と恐れているのです。
(吉田ハンチング@dcp)





