韓国の輸出「総崩れ」2020年04月の現状・85%の品目が前月割れの惨事

広告
おススメ記事

先に、2020年04月の韓国貿易収支赤字に転落したことをご紹介しました。韓国は輸出でもっている国ですので、この99カ月ぶりの赤字転落は韓国メディアでも大きく取り上げられています。

04月の貿易収支赤字は輸出が大幅に減少したことによって発生したものです。では、具体的にどのような品目で輸出減なのでしょうか?

実は、どの品目も何も、ほぼ全ての主要な品目で輸出量が減少しているのです。

韓国「産業通商資源部」が2020年05月01日に発表した資料「2020年4月の輸出入動向」の中に、「20大主要輸出品目の規模と増減率」というデータがあります。そこから2020年04月のデータをピックアップして引用します。

品目 金額 増減率 %(前月比)
半導体 71億7,600万ドル -14.9%
一般機械 36億8,600万ドル -20.0%
石油化学 25億7,800万ドル -33.6%
自動車 23億9,100万ドル -36.3%
(電気自動車) 3億9,800万ドル 56.3%
鉄鋼 20億1,000万ドル -24.1%
石油製品 16億8,000万ドル -56.8%
プラスチック製品 11億3,200万ドル 29.0%
バイオヘルス 10億8,500万ドル 29.0%
船舶 10億6,800万ドル -60.9%
コンピューター 10億5,200万ドル 99.3%
自動車部品 10億2,200万ドル -49.6%
ディスプレイ 9億9,500万ドル -39.1%
(OLED) 5億3,600万ドル -25.2%
無線通信機器 8億700万ドル -33.4%
繊維 7億5,600万ドル -35.3%
農水産食品 7億5,100万ドル -6.9%
化粧品 5億7,300万ドル -0.1%
二次電池 5億6,700万ドル -10.7%
精密化学品 5億6,100万ドル -4.9%
家電 4億2.300万ドル -32.0%
ロボット 5,600万ドル -29.7%
20品目合計 303億7,000万ドル -26.9%

⇒参照・データ引用元:『韓国産業通商資源部』「2020年4月の輸出入動向」

輸出総額「369億2,300万ドル」のうち、上記20品目で「303億7,000万ドル」。20品目のうちプラスだったのは「プラスチック製品」「バイオヘルス」「コンピューター」だけで85%はマイナス、ほぼ全滅という状況です。

05月は良くなるという観測もありますが、輸出一本でもっている韓国ですから回復しないとヒドイことになりそうです。

(柏ケミカル@dcp)

広告
【借金175億ドル】韓国銀行は「通貨スワップ」利用の利息を「27億円」支払うことになります。
韓国の中央銀行である韓国銀行は、アメリカ合衆国のFED(Federal Reserve Systemの略称:連邦準備制度)と締結したスワップライン※(ドル流動性スワップ)を利用して「ドル」を調達しています。韓国銀行は毎週ドル調達を行っており...
05月02日に公開された写真・動画に写った人物は「金正恩氏」本人か? 耳の形状に注目した
<<誠に申し訳ないのですが、スマホの方は横にして画面の左右幅を長くして読んでいただければ幸いです>>先に、現在日本で最も北朝鮮情勢に詳しい篠原常一郎先生が「北朝鮮『金正恩最高指導』の死亡を確認」との情報をYouTubeで緊急配信されたこと―...
「99カ月ぶりの貿易赤字に転落」なのに韓国当局は「大丈夫」と言い張る。その理由とは
韓国の貿易収支が99カ月ぶりに赤字に転落。韓国は輸出産業一本で食べている国ですので、この結果は衝撃をもって韓国メディアに取り上げられています。貿易収支というのは、輸出額から輸入額を引いて求めます。韓国の場合には物品を輸出して稼いでいますので...
『大韓航空』06月末で政府支援「1.6兆」がほぼ枯渇!さらに下半期の借金返済「3兆1,600億ウォン」
韓国企業の経済的苦境は続いています。政府が飛ばすわけにはいかないと慌ただしく支援を決定した企業でも状況は変わっていません。また、業績悪化の具体的な数字が上がってくるので「事態を悲観的に見る」傾向が強まっています。先にご紹介しましたが、「イン...
タイトルとURLをコピーしました