この買収話がまとまらないと「債権団管理」になる瀕死(すでに死んでるといってもいい)の韓国の自動車メーカー『双竜自動車』ですが、アメリカ合衆国の輸入自動車の流通販売企業『HAAHオートモーティブ・ホールディングス』(HAAH)の買収話が難航していることが分かりました。
『HAAH』は、
2億5,800万ドル(約3,029億ウォン)で買収※
負債の満期延長
負債の満期延長
という条件を提示したとのこと。
「2億5,800万ドル」は日本円で「272億4,222万円」ですが、14四半期連続赤字の会社ですから、こうなってくると高いのか安いのか判然としません。
『双竜自動車』の時価総額はざっくり「6,500億ウォン」と見積もられますので、『HAAH』は半額未満(46.6%)に値切ってきたわけです。
この提案に対して『双竜自動車』、また親会社であるインド企業『マヒンドラ&マヒンドラ』は難色を示しているとのこと。
しかし、『HAAH』以外に『双竜自動車』を買収しようという提案はありませんので、この提案がなくなると「おしまい」です。どちらになるせよ『双竜自動車』の行方についての決着はこれでつくでしょう。
※「1ドル=1174ウォン」で換算。
⇒参照・引用元:『THE GURU』「マヒンドラ、HAAHの2億5,800万ドル双竜車買収提案に『苦心』」
(柏ケミカル@dcp)