現在世界各国で新型コロナウイルス対応のワクチン接種が始まっています。先にご紹介したように、中国製の一部のワクチンについて「副作用が多すぎるだろ」と懸念が表明されたししています。
このようなメディアでの評判に頭にきたのか、中国共産党の英語版御用新聞『Global Times』に興味深いタイトルの記事が出ています。
中国のワクチンは発展途上国に安全で手頃な選択肢を提供する
以下に記事の一部を引用します。
(前略)
ワクチンを含む西側先進国の医薬品は、依然として世界中で比較的高い信頼を享受しています。しかし、COVID-19のパンデミックに関しては、『ファイザー』のワクチンは、温度と輸送の厳しい条件、および高度なコールドチェーン保管施設を必要とします。
これらの状況は、遠隔地や多くの発展途上国で厳しいことが判明しています。
しかし、中国のワクチンは通常の冷蔵庫の温度で保存することができ、それは発展途上国に別の選択肢を提供し、世界的なCOVID-19の戦いを後押しします。
(後略)
『ファイザー』のワクチンより管理・保存も楽な中国製――といっています。いや安全性はどうなんだ?という話ですが、以下をご覧ください。
(前略)
一部の欧米のメディアは、中国のワクチンの弱点を誇大宣伝し誇張することに熱心です。しかし、事実は、中国の不活化ワクチンはファイザーのmRNAワクチンよりも安全であり、副作用が少ないことが証明されています。
これは、多くの国と地域での第III相臨床試験で確認されています。
しかし、欧米のメディアはこれらの事実を故意に軽視または無視し、他の国や国民を混乱させようとしています。
これは無責任です。
(後略)
無責任なことを述べているのはどちらでしょうか。中国共産党の御用メディアいうのはすごいですね。
(吉田ハンチング@dcp)