韓国の国会予算政策処が面白いデータを出しています。韓国の政府債務が急騰する現実を前に、負債額、負債の増加速度などをOECD加盟国と比較するなどしています。
韓国メディアでは「韓国の対GDP負債比率は、アメリカ合衆国の108.4%、日本の225.3%と比較すれば低い」とよく書きます。
さすがに国会予算政策処は冷静で、各国で所得水準や人口構造などの違いがあるので、同じ基準をもって比較してみようよ、としています。例えば……。
高齢社会になった時点での政府負債の対GDP比率です。ちなみに高齢社会とは「65歳以上の人の総人口に占める割合が14%以上」であることをいいます。
韓国:40.8%
ドイツ:14.1%
フランス:32.8%
ドイツ:14.1%
フランス:32.8%
と韓国はよろしくありません。
また、2000~2019年の負債の増加率を見ると、韓国は「増加率:11.1%」で第6位です。
韓国より負債の増加率が高いのは、
トルコ
ラトビア
チリ
ルクセンブルク
エストニア
ラトビア
チリ
ルクセンブルク
エストニア
だけです。何度もご紹介していますが、『IMF』(International Monetary Fundの略:国際通貨基金)、『BIS』(Bank for International Settlements:国際決済銀行)などからは、韓国の負債増加のスピードについて警告が発せられています。
韓国の現文在寅政権は警告などどこ吹く風と、快調に負債を増やしているわけですが。
(吉田ハンチング@dcp)