世界的な半導体不足で自動車メーカーの自動車生産に支障出ています。これは韓国の自動車産業も同様で、影響を表明していないのは『ルノーサムスン』ぐらいで(ただし半導体の供給について親会社『ルノー』と協議したとしています)、各メーカーではすでに工場の操業を間引く対策を行っています。
しかし、状況はさらに深刻になってきたようで、『現代自動車』『起亜自動車』は、
2021年05月01~05日に国内工場を閉鎖する
可能性が高まりました。間引き操業ではなくいよいよシャットダウンです。
なぜこの時期かというと、祝日が重なるため、どのみち工場の操業が少なくなるため。祝日(05月01日:労働者の日)の振替休日、05月05日の祝日(こどもの日)を利用してシャットダウンを行うというわけです。
世界的半導体不足は解消される気配がまだ見えないため、『現代自動車』『起亜自動車』のシャットダウンは、以降も行われる可能性が高いのです。当然この減産は、韓国の自動車の輸出に大きな影響を与えずにはおきません。
第2四半期の自動車産業の業績がどのような結果になるのかに注目です。
(吉田ハンチング@dcp)