小ネタです。誠に申し訳ありません。
韓国メディア『ソウル経済』に「高騰為替レート…セル・コリア…『パーフェクトストーム』の前兆か」という面白いタイトルの記事が出ました。
このパーフェクトストームは、Money1でもご紹介した新しい金融特監督院院長の言葉を引いたもの。韓国メディアも「パーフェクトストーム」は気に入ったようです。
アメリカ合衆国で早期テーパリングのシグナルが出たので、2021年08月17日のドルウォンレートが高騰(ウォン安の急伸)し、KOSPIも下落した。「すわ! パーフェクトストームの前触れでは?」という内容です。
記事タイトル以外は特に面白くはないのですが、慌てている様だけは感じられます。
久しぶりにドルの強さを示す指数、DXYを見てみると、以下のようになっています(チャートは『Investing.com』より引用)。
確かに08月17日は長い陽線ですが、全体としては直近高値をローソク足の実体線で抜くことはできていませんし、それを抜いても次の抵抗線が控えています。
もちろん、ウォンは脆(ぜい)弱な通貨ですから、ドルの振幅により大きな影響を受けますが、少なくとも直近高値を抜かれたときに心配しても遅くはないのではないでしょうか。
死語のようなネットスラングで恐縮ですが、「もちつけ」です。
(吉田ハンチング@dcp)