『Coupang(クーパン)』は「韓国のAamazon」と呼ばれることもある通販大手企業です。
かつて『ソフトバンクグループ』総帥・孫正義さんの『Vision Fund(ビジョンファンド)』が30億ドルを投じたことでも知られています。
しかし、孫さんはそれ以降はお金を投じることなく、刈り取りの時期を窺っていらっしゃいます。
Money1でもご紹介したとおり、2021年09月に、
クーパン株「5,700万株」を「29.685ドル」で売却
(約16.9億ドル相当)
(約16.9億ドル相当)
しました。
これに続き、2022年03月11日、
クーパン株「5,000万株」を「20.87ドル」で売却
(約10.4億ドル)
(約10.4億ドル)
と公示しました。
この売却によって「ビジョンファンド」の『クーパン』持ち株数は4億6,115万株に減少しました。
孫さんはこれで突っ込んだ30億ドルのうち「計:27.3億ドル」は回収したことになります。
今回入手した約10.4億ドルは自社株買いなどの資金になるものと思われます。
ちなみに『クーパン』の株価は以下のように上場来ずっと右肩下がりです。
上場初値が「63.50ドル」で、直近終値が「15.45ドル」です(日本時間2022年03月16日13:50現在)。
上場初値から株価は「75.7%」下落し、時価総額は約760億ドル(約8兆9,840億円)も蒸発したことになります。
ざっくり時価総額9兆円を失ったのです。「豪快だなぁ」というほかありません。
(吉田ハンチング@dcp)