韓国尹錫悦政権の第一の関門になると見られていた、第2次補正予算の件がとりあえず、計画上はフィックスした模様です。
補正予算の規模を「33兆ウォン+ α」規模としてまとめ、財源は「赤字国債の発行なし」で済ませるとのこと。
もしこれが本当であれば、苦難の船出となった尹錫悦新大統領は難題を一つクリアしてみせたことになります。
大統領選挙公約では、「小商工人・個人事業主への損失補てん」を50兆ウォン(人との距離を取る・営業時間の制限などの政府施策によって損失を被ったので)――としていました。
前文在寅政権が第1次補正予算「16兆7,000億ウォン」を組んでまきました。
ですので、公約の50兆ウォンから、約17兆ウォンを引いて、残りの「33兆ウォン + α」を第2次補正予算とする――というわけです。
尹錫悦新大統領は、「赤字国債の乱発」にも反対していましたのでこちらも守ったことになります。
問題は、その「33兆ウォン + α」をどうやってひねり出したのか、です。
「国税収入が予定よりも増えた分と支出の構造調整でなんとかする」という報道は韓国メディアに出ているのですが、どこの支出を削ったのかなど詳細が見えていません。
またぞろ「F-35Aの調達を先送り」などでなければいいですね。
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韓国政府は第5次災害支援金などを国民に給付するために、34.9兆ウォン(約3兆3,155億円)という史上最大の補正予算を組みました。洪楠基(ホン・ナムギ)副首相兼企画財政部長官は、赤字国債を発行することなくこの金額を確保したとしましたたが、...
(吉田ハンチング@dcp)