安倍晋三元首相の奥さん、昭恵さんがアメリカ合衆国のトランプ次期大統領に招かれ、トランプさんの私邸「マール・ア・ラーゴ」で夕食会を行いました。
↑安倍昭恵さんの渡米・夕食会を報じるYouTube『FNNプライムオンライン』チャンネル。
上掲の動画でも触れられていますが、この夕食会をもちかけたのは安倍昭恵さんのようで、トランプ次期大統領は昭恵さんを介して「石破首相に本などを贈った」とのこと。
何の本なのか、他に何を贈ったのかは不明ですが、トランプ大統領は、「彼らが望むのあれば、大統領就任前に会ってもいい」と述べました。
これで一応日本の顔も立ちますが、トランプさんは別に石破茂になど会いたくはないでしょう。盟友であった今は亡き安倍晋三さん、その奥さんである昭恵さんの顔を立ててくれたのです。
もし安倍晋三さんが生きていらっしゃったら、今回の昭恵さんの隣に立っていたはずです。日本は歴史に名を残す偉大な宰相を亡くしました。この喪失はもう取り返せません。
韓国メディアが石破と日本を腐す
安倍昭恵さんとトランプ夫妻の会食について、韓国メディアも記事を出しています。
例えば『中央日報』は以下のように書いています。
日本政府が推進していた石破茂首相とトランプ次期大統領の早期会談が実現しない状況で、元首相夫人がトランプ次期大統領と先に会うという異例の事態が起きた。
メラニア夫人はこの日、旧ツイッター(X)に昭恵夫人とともに3人がフロリダ州マール・ア・ラーゴのトランプ次期大統領の自宅で撮影したと見られる写真を投稿した。
彼女は昭恵夫人について「再びお迎えできて光栄」と述べ、「亡くなった安倍元首相を偲び、その素晴らしい功績を称えた」と書き込んだ。
過去にトランプ次期大統領は「シンゾーに会いたい」と何度も言うほど安倍元首相への愛情が特別だった。
2016年の大統領選でトランプの当選が確定すると、安倍元首相はすぐにトランプタワーを訪問し、特製のゴルフクラブを贈呈した。
その後、両者は計51回にも及ぶ会談を行うなど緊密な関係を維持し、トランプは通訳を「小さな首相」と呼ぶほど親密だったという。この日、昭恵夫人と夕食を共にしたマール・ア・ラーゴの自宅は、過去にトランプ夫妻が安倍夫妻と共に時間を過ごした場所でもある。
フジニュースネットワーク(FNN)は、トランプ夫妻が昭恵夫人に対して非常に好感を持っていると報じた。
特に過去の夕食会で昭恵夫人が酒を飲みながら活発に会話をする姿がトランプの心を掴んだとされる。また、トランプは2022年07月に安倍元首相がテロで亡くなった際、自ら昭恵夫人に電話をかけて弔意を示した。
日本のメディアは今回の夕食会が、トランプ第2期政権の日米関係や日本の国内政治に与える影響に注目している。
日本国内では、昭恵夫人が両国を繋ぐ「パイプ役」となるだろうという見方も出ている。トランプ側と直接コミュニケーションが取れる昭恵夫人が、石破政権下で何らかの役割を果たすのではないかという観測だ。
しかし、過去の安倍元首相との対立関係を考慮すると、石破首相にとって悪材料となる可能性もある。
石破は「安倍の政敵」と呼ばれるほど自民党内で野党的な立場を自任し、安倍元首相と対立してきた。
(後略)
ちなみに、この記事のタイトルは「石破との出会い拒絶したトランプ、安倍夫人と先に会った」です。
韓国は石破茂を腐している状況ではない
石破茂さんが、トランプ次期大統領側から「就任前は会わない」といわれたことを韓国メディアもよく知っています。石破茂を「やーい」と腐し、これは「日本の首相を腐すこと」でもありますから、日本をも腐しているわけです。
しかし、韓国の状況は日本を腐している場合ではなくなってしまいました。
韓国の外交部は、トランプさんが次期大統領に当選した直後から、日本を出し抜いてやれと、先に電話するなどしてきたのですが、なにせ尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領が弾劾訴追される状況となってしまいました。
日本の首相よりウチの大統領が先に会うどころか、誰が大統領やら分からない状況です(尹さんは罷免されてはいませんが職務停止ですから)。
そもそも尹錫悦(ユン・ソギョル)さんは出国禁止になっていますので、会いに行くこともできません。
かといって、次期大統領と目されている李在明(イ・ジェミョン)さんは、北朝鮮に送金するような人物ですので、トランプさんは会いやしないでしょう。
次期大統領が確定するとしても、早くても2025年04~05月です。すでに韓国は「合衆国の新政権誕生」に完全に出遅れるのが、確定しているのです。
韓国というのは、何をやってもうまくいかない国です。
(吉田ハンチング@dcp)