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プライマリーバランスとは? 黒字化をそっ閉じ

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衆議院総選挙が戦われており、各党が政策を打ち出していますので日本経済、その先行きについても改めてスポットライトが当たっております。そんな中「プライマリーバランス」についての言及が間々見られますね。

プライマリーバランスの黒字化について、09月25日には安倍首相が「2020年度の達成は不可能になった」と発言。黒字化目標をどうするかは不透明で、ネット用語でいえば「そっ閉じ」状態になっています。しかし、このままではマズイのは確かです。

日本の将来が不安になる理由の一つに「このままではどこかで財政破綻がある」と予測できるからです。プライマリーバランスをどこかで黒字に持っていかないとエラいことになります。皆さんは、プライマリーバランスについてきちんと理解しているでしょうか!?

■プライマリーバランスとは? 国の収支の健全性を示す!

プライマリーバランス(primary balance)」は日本語では「基礎的財政収支」と訳されます。簡単にいうと、国(また地方自治体)の、「借金を除いた収入(歳入)」と「過去の借金の利払いを除いた支出(歳出)」の収支のことです。

日本政府の2017年(平成29年)度の歳入・歳出を見てみましょう。

●平成29年度の歳入額(一般会計)
97兆4,547億円
(この内、公債金が34兆3,698億円)

●平成29年度の歳出額(一般会計)
97兆4,547億円
(この内、国債費が23兆5,285億円)

収入(歳入)の35.3%(34兆3,698億円)を借金で賄い、支出(歳出)の24.1%(23兆5,285億円)が借金の返済になっています。これら借金関連を抜いた収支バランスが「プライマリーバランス」です。

ですので平成29年度のプライマリーバランスは、

歳入額:63兆849億円
歳出額:73兆9,262億円
▲10兆8,413億円

となります。10兆8,413億円の赤字ですね。プライマリーバランスの黒字というのは、借金関連のお金を除いて、税金などの収入だけで必要な支出をカバーできる状態にならないと達成させれないのです。これができなければ財政は健全とはいえません。

現在の日本は借金をして何とか支出をカバーしている状態が続いており、そのためいつかは破綻するという嫌な予測があるわけです。プライマリーバランスを黒字化することは財政を健全化するための第一歩。いつまでも知らないふりはできません。

⇒データ引用元:『国税庁』「財政のしくみと役割
https://www.nta.go.jp/shiraberu/ippanjoho/gakushu/hatten/page03.htm

(柏ケミカル@dcp)

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