2017-06

トピック

日米「投資信託」の売れ筋商品の違い

橋本卓典さんの『捨てられる銀行2 非産運用』(講談社現代新書)の中に面白いデータがあったのでご紹介します。日米で、どのような投資信託が購入されているのか、そのベスト5について調べたものです。2016年3月末日時点で純資産残高は、●日本第1位...
トピック

日本人の投資のヘタさは誰のせい?

銀行の預金金利がバカみたいに低いので資産に余裕があるなら銀行なんかに預けていても無駄です。全く増えませんね。増えないまでも減らないから、という人がいますが、果たしてそれだけで老後は大丈夫でしょうか?日本では老人がお金を持っていると、いわれま...
基礎知識

移民は解決策にならないという研究

高齢化が進んで人口構成が大きく変わる先進国では、経済成長を維持し、社会保障の質を維持するために「移民を増やそう」という意見があります。「移民を増やして現役生産人口を増やそう」という意図なわけですが、これは果たして有効な解決策になるのでしょう...
基礎知識

高齢化する先進国 その対処方法は

先進国は「高齢化」という問題に直面しています。日本では老後年金についての議論が常に戦わされていますが、これは何も日本に限ったことではありません。アメリカでもそうですし、また急速に老いている中国・韓国などのアジア諸国でもすぐに同じ問題に直面し...
トピック

IPO株初値でつかむと儲かるか?

IPO株の件のつづきです。IPO株で儲かる確率を高めるにが公募価格で入手して市場に売り出されたらスグに売った方がいいのでは……という話です。公募価格で入手できなかったら……例えば「初値」で購入できたら、それでも儲かるのでしょうか?昨日と同じ...
基礎知識

IPO株の「売り逃げ・勝ち逃げ戦術」は儲かるか?

「IPO株は長期投資には向かない」(どれが当たるか分かんないから)とは、ジェレミー・シーゲルなど多くの識者が指摘するところですが、短期売買、つまり「公募価格で入手して高騰したらさっさと売る」のを狙う投資家はたくさんいらっしゃいます。では、こ...
基礎知識

IPO株の公募価格はどうやって決まるか

IPO株を公募価格(株式公開価格)で買うには抽選で当たらないといけません。公募価格は市場に出る前の価格ですから、公募価格でIPO株が入手できれば儲かる可能性が高まります。さて、この公募価格はどのように決っているのでしょうか。■公募価格はどう...
トピック

IPO銘柄で儲けるには?

「でもIPO銘柄で実際に儲けている人もいるじゃないか」というご意見もあるでしょう。確かにそうです。先の記事で紹介した「宝くじを買うのに似ている」という指摘は、あくまでも長期投資の視点にたつと……という話です。IPO銘柄でもできるだけ高確率で...
基礎知識

うう……物価が上がりまへん

日銀が「景気が良くなってるはずなのに物価が上がらない……むぎぎ」となっているというニュースがロイターにも上がる昨今で、大笑いなわけです。「物価が上がらない」というのは庶民にとってはイイことですから、多くの人は政府に日銀の焦燥感など知ったこっ...
基礎知識

IPO銘柄への投資は宝くじにも似て……

昨日の記事で、「IPOに投資するのは、宝くじを買うのと、とてもよく似ている」というジェレミー・シーゲルの言葉を紹介しました。この言葉の意味するところは「ほとんど当たらない」です。では、どのような分析を下にジェレミーはこう言っているのでしょう...
基礎知識

IPO銘柄は儲かるか?

株式投資を解説した初心向けの本などには「IPO株を狙え」なんてことが書いてあったりします。IPO銘柄は本当に儲かるものなのでしょうか? 今回は、IPO株についてご紹介します。■「IPO」とは企業の株式を市場に初めて売りにだすことまず「IPO...
基礎知識

「ドルコスト平均法」による投資 その注意点

株式への長期投資を行う際、薦められる投資方法に「ドルコスト平均法」があります。これは、例えば月額5万円とか金額を決め、ある期間ごと、例えば1カ月に1回などに、ある銘柄に続けて投資する手法のことです。例えば、Aという銘柄に投資するとして、最初...
トピック

「Tフォーメーション」とはナニ? 「値動きサイクルのパターン」

昨日の記事で「Tフォーメーション」というパターンについて触れましたが、そんなもの知らないという人も多いのではないでしょうか。ネットでTフォーメーションを検索しても、恐らくアメリカンフットボールの古典的攻撃体形についての説明が出てくるでしょう...
トピック

「偽陽性の誤謬」とパターン認識 「チャートの中にパターンはあるのか!?」

うまく儲けるために「チャートを分析しよう」といわれます。そのためにいろんな指標(INDEX)が考案され、利用されています。その中には、ある種のパターンを見いだそうとするものがあります。例えば、「Tフォーメーション」、また先にご紹介した「三角...
トピック

英ポンドの不透明感

メイ首相の保守党が08日に行われた総選挙で下院過半数を押さえそこなったため、ポンドのこれからに不透明感が増しています。FXをやっている人はご存じでしょうが、英ポンドは、EUからの離脱を決めた2016年6月と比較すると、ズンズン下がってな約2...
基礎知識

三角持ち合いってナニ?

昨日の記事で「持ち合い相場」をご紹介しましたが、最後の方に出てきた「三角持ち合い」については説明していませんでした。そこで今回は「三角持ち合い」についてです。そもそも持ち合い相場は、買い・売りが拮抗しており、値動きが「あるレンジ」で上下して...
基礎知識

「ドル円」の持ち合い相場はどうヌケる?

ドル円の膠着(こうちゃく)状態が続いております。いわゆる「持ち合い相場」と表現される状況です。「持ち合い相場」とは「『売り』と『買い』のモメンタムがほとんど拮抗していて、上昇・下落のトレンドが形成されにくく、小幅な値動きが続く状態」のことで...
基礎知識

アメリカの景気にイエロカードか?

2008年のリーマンショック以降、徐々に回復し、景気拡大を続けているアメリカ経済ですが、ここにきて少なからぬ識者から「注意!」のイエローカードが提示される事態となっています。どんなシグナルに注意すべきなのでしょうか? 今回は、アメリカ経済の...