アメリカ合衆国

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またしても「政府機関閉鎖」の危機 債務上限問題

まとぞろアメリカ合衆国政府のデフォルト問題です。07月12日、合衆国財務省のムニューシン長官は、下院のペローシ議長に対して「債務上限の引き上げを議会が承認しなければ、政府の資金が09月初旬に尽きる可能性がある」と書簡で伝えたとのこと。⇒参照...
基礎知識

テスラ「自動運転技術」を中国人に盗まれる

アメリカ合衆国のEV(Electric Vehicleの略:電気自動車)メーカー、テスラは自動運転技術の開発を進めていることでも知られていますが、その核心部分である「プログラムのソースコード」がどのように新興EVメーカー小鹏汽車に奪われてい...
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トランプ師匠、暗号資産をディスる ついでにFBの「リブラ」も牽制!

アメリカ合衆国のトランプ大統領はシリコンバレーがあまりお好きではないようで、一貫してIT企業については厳しい態度で臨んでいます。これには、シリコンバレーのあるカリフォルニア州が民主党の基盤であり、リベラル派の多い場所であることが原因ともいわ...
基礎知識

「香港人権・民主主義法」とは?

アメリカ合衆国では香港のデモ騒動が大きく取り上げられており、中国による民主主義弾圧への反撃、その象徴的な出来事と捉えられています。このデモ騒動によって中国の人権侵害へ注目が集まり、2017年に議会に提出された「Hong Kong Human...
基礎知識

「ボルトン補佐官がクビになるかも」という話 日本が危険になる!

Money1でご紹介したとおり、対イラン強硬派で対イラン政策を主導しているジョン・ボルトン大統領補佐官(安全保障担当)ですが、ここにきて「近く解任されるのでは?」という報道が出ています。例えば『The Aslantic』紙には「How Lo...
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トランプ師匠も賞味期限切れか? 合衆国は中国共産党潰しに邁進する!

型破りな言動で、良くも悪くも世界を揺さぶってきたアメリカ合衆国・トランプ大統領ですが、ここにきて合衆国では「手ぬるい」という評価が出始めています。歴代合衆国政権が放置してきた中国の商習慣(資本の移動の自由がない、知的財産の強奪など)を改めさ...
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トランプ師匠が選挙モードなだけ! 実質は変化なし

アメリカ合衆国・トランプ大統領が北朝鮮・金正恩朝鮮労働党委員長をTwitterで呼び出し、DMZ(非武装地帯)での会合が実現しました。金正恩氏が「Twitterを見て驚いた」としているので、世界中で「見てたんかい!」という突っ込みなされたこ...
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そして07月01日市場の幕が開く

06月28日(金)、アメリカ合衆国・中国の首脳会談への期待で合衆国の株式市場では株価は上昇しました。以下はS&P500指数(チャートは『Bloomberg』)ですが27日に下落した分を取り戻し、過去最高値更新を窺(うかが)う位置となっていま...
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トランプ師匠は「選挙モード」と考えるべき

アメリカ合衆国・トランプ大統領はG20における中国・習近平国家主席との会談において「貿易協議を継続すること」に合意し、メディアではこれを「休戦合意」と表現しています。あらかじめ予想されていたとおりの結論が公式に表明されただけで、これは貿易戦...
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トランプ師匠大暴れ! 全方位で文句【まとめ】

ここにきてアメリカ合衆国・トランプ大統領があちこちに全方位で文句を付けています。日本も例外ではなく、「日米安全保障条約」は合衆国にとって不公正な取り決めであると非難を始めました。直近のトランプ大統領の文句をまとめてみます。対中国 「私にはプ...
基礎知識

パウエル議長、トランプ師匠へ静かな反撃

アメリカ合衆国・トランプ大統領は、FRB(Federal Reserve Boardの略:連邦準備制度理事会)の実施する金融政策が気に入らないようで、これまでも度々圧力を掛けるような発言をしてきました。この攻撃のやり玉に上げられるのがパウエ...
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トランプVS習の首脳会談 決戦は29日(土)!

「トランプ大統領と習近平国家主席の会談」は06月29日(土)に行われることが発表されました。これは、アメリカ合衆国と中国の新冷戦、貿易戦争の行方を占う大事な機会になります。ただし、過度な成果は期待できません。根本の考え方が全く異なるからです...
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ペンス副大統領の演説はG20後に延期 要警戒!

06月24日に予定されていたアメリカ合衆国・ペンス副大統領の演説が延期された、という報道がありました。大阪で開催されるG20(06月28-29日)で、トランプ大統領と習近平国家主席の会談が行われることが決まったため、演説はその後にした方が良...
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トランプ師匠「理性的」になる 開戦直前でブレーキ

アメリカ合衆国とイランの対立が開戦間近まで来ています。イランが合衆国の偵察ドローンを撃墜したことへの報復として、合衆国はイラン国内の3カ所の施設への攻撃を準備。攻撃開始10分前にトランプ大統領が中止させたとのこと。合衆国がイランへの攻撃、空...
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合衆国には合衆国の「一つの中国」ポリシーがある

アメリカ合衆国と中国の対立は、経済の枠組みを超えて「自由主義国家 対 監視管理国家」、あるいは「民主主義国家 対 独裁国家」という、対立の本質を露わにした正面衝突コースに入りました。これは20世紀流にいえば「資本主義国家 対 共産主義国家」...
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合衆国は中国との正面衝突コースに入った

Money1では以前から、中国との対立が続けば「合衆国は台湾を独立国として認める可能性があるのではないか」と指摘してきましたが、先日紹介した「インド太平洋戦略報告書 2019年6月」でついに合衆国国防総省(The Department of...
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来たる「G20・首脳会合」は楽観視できない

日本開催の「G20」が日程消化中です。G20最大の注目ポイントである「首脳会合」は、06月28日~29日、大阪府大阪市で行われますが、05月11日~12日には「農業大臣会合」が新潟県新潟市で、06月08日~09日には「財務相・中央銀行総裁会...
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米国防総省、台湾を「国」と記載してしまう

アメリカ合衆国、国防総省(The Department of Defence:略称DoD)は、2019年06月01日付けの「インド太平洋戦略報告書 2019年06月」(INDO-PACIFIC STRATEGY REPORT)という文書を公...