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中国外交部ぐぬぬ「イギリスが台湾を独立国と言いやがった」

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2023年08月30日、イギリス下院議会の外交委員会が「台湾は事実上の独立国」であり、イギリス政府は台湾が国際機関に加盟することを手助けした方がよい――という文書を出しました。

さすが陰険なイギリス、ここでこのような文書を出すかね――と驚かされますが、自由主義陣営国としてアメリカ合衆国と並ぶ国の言い分ですので、中国も受けて立つ以外に選択肢はありません。

中国外交部はさっそく記者からの質問に回答しています。

『タス通信』記者:
イギリス下院外交委員会は台湾を「独立国家」と呼ぶ文書を発表しました。これについて外交部はどのようにコメントしていますか?

汪文斌:
台湾は中国の領土の不可分の一部であり、「一つの中国の原則」は国際関係において普遍的に認められた規範であり、中英関係の政治的基礎でもある。

イギリス議会の関連報告書は台湾を露骨に「独立国」とし、善悪を逆転させ、白黒を混同している。

中国はイギリス議会の関係各方面に対し、「一つの中国」原則、国際法、国際関係の規範を遵守し、中国の核心的利益を効果的に尊重し、「台湾独立」を求める分離主義勢力に誤ったシグナルを送ることを止め、  イギリス側が台湾問題で行った政治的公約を実際の行動で履行し、中英関係の健全で安定した発展を促進するよう求める。

⇒参照・引用元:『中国 外交部』公式サイト「2023年8月30日外交部发言人汪文斌主持例行记者会」

イギリス下院外交委員会の文書は「善悪を逆転させ、白黒を混同し」たものだそうです。

「合衆国は正しいことをするかもしれないが、いつも遅い」というのがイギリスの意見です。ウクライナに対する武器供与もそうですが、イギリスが口火を切って、合衆国が渋々腰を上げる――という様子が見られるのは確か。

イギリスが「台湾を独立国として認めよう」という動きを始めました。これが合衆国の「のらりくらり」な姿勢を少しは変えるでしょうか。また、日本はどうするでしょうか。

(吉田ハンチング@dcp)

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