中国が「公明党・山口那津男の中国訪問」を高く評価!

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2023年11月24日、中国共産党の御用新聞『Global Times』が『公明党』の山口那津男代表の訪中を高く評価するという社説記事を出しました。

「高く評価する」は記事内容の論調ではなく、本当にタイトルからそうなっているのです。「Natsuo Yamaguchi’s efforts are highly commendable: Global Times editorial」ですので。

以下に一部を引用してみます。

(前略)
私たちは、山口氏とその代表団が中国社会と日本社会の「メッセンジャー」として、日本から中国に思いを届け、同様に中国社会の純粋な気持ちを日本に伝えてくれることを願っている。

しかし、「私信外交」の効果や山口の訪中が大きな成果を上げられるかどうかは、東京の対中姿勢や行動によるところが大きい。

歴代首相の親書で伝えられた平和的で友好的なメッセージに比べ、中国の核心的利益や発展権益に関わる問題での日本のパフォーマンスは、中国国民の懸念や反発を招く可能性が高い。

形式が徐々に事実と実質から乖離すれば、その結果としての影響力は当然低下する。

私たちは山口氏を良き友人と見なしているが、東京の対中戦略に変化がなければ、山口氏と公明党が行動できる空間は狭まっていく。

しかし一方で、そうなればなるほど、山口氏と公明党の執念と努力の価値は高まる。

山口氏のように中国社会から信頼を得られる日本の政治家は少なく、日中友好の後継者不足が懸念される。

今年は日中平和友好条約締結45周年であり、公明党にとってより大きな意義があることは明らかだ。

池田氏(先日死亡が発表された池田大作のこと:引用者注)が残した精神的・政治的遺産を大切にし、この友好の歴史を忘れず、日中関係を健全で安定した発展の軌道に戻すことは、中国側と公明党の共通の願いである。

現在、日本の対中外交全体が、山口代表と公明党が主張し、努力してきた方向からどんどん遠ざかっており、形と内容の乖離、言動の乖離という二面性がますます明白になっている。

これは単に日本外交の偽善と理解するのではなく、もっと大きな意味での「もつれ」や「ためらい」、つまり調整の可能性がまだ残っているということなのかもしれない。

日中首脳はサンフランシスコで会談し、両国が互恵の戦略的関係を包括的に推進することを再確認したばかりだが、これは健全で安定した日中関係への回帰である。

日中関係の全体的な改善を推し進めるためには、日本側が中国に対してより好意を示し、より実際的な行動をとることで、中国社会の尊敬と信頼を得ることがカギとなる。

これは難しいことではあるが、公明党にとっては、池田氏が生前に行ったような歴史的なチャンスである。

⇒参照・引用元:『Global Times』「Natsuo Yamaguchi’s efforts are highly commendable: Global Times editorial」

『公明党』山口那津男と同行した代表団は、日中のメッセンジャーだといっています。「山口氏のように中国社会から信頼を得られる日本の政治家は少なく……」なので、中国共産党の主張をよく聞く政治家だと、中国側からみなされているわけです。

「日本側が中国に対してより好意を示し、より実際的な行動をとることで、中国社会の尊敬と信頼を得ることがカギ」と書いています。その尖兵としての役割を『公明党』および山口那津男に期待しているのです。

中国自身が『公明党』および山口那津男を日本に珍しい親中国勢力と認めました。「朝貢したから」でしょうか?

(吉田ハンチング@dcp)

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