2024年11月05日、中国の財政部は、資金調達について以下のプレスリリースを出しました。
中国財政部は、2024年11月11日の週にサウジアラビアのリヤドにおいて、ドル建て国債を発行する予定だ。
発行規模は最大20億ドルとし、具体的な発行スケジュールについては発行前に改めて公表される予定である。
ドル建て最大20億ドルの資金調達を行います。
本件について、中国共産党の英語版御用新聞『Global Times』は以下のように書いています。
(前略)
2024年10月時点で、中国財政部(MOF)は16年連続で海外における主権債を発行しており、累計発行額は国債が3,730億元(約524.9億ドル)、ドル建て債券が210億ドル、ユーロ建て債券が140億ユーロに達していると、同省の于紅氏が10月に述べたとstcn.comが報じました。また、リヤドで最大20億ドルの債券を発行することで、中国とサウジアラビア、さらには中国と中東地域全体との金融協力が一層強化されると王氏は期待を示しました。
(後略)
中東での金融強力にも役立つとしていますが、それよりも外貨調達で負債が積み上がってきていることの方が注目されます。
(吉田ハンチング@dcp)