安値トレンドがどこまで進行するかが注目されている韓国通貨「ウォン」。2020年02月20日16:53現在(日本時間)、ドルウォンチャートは以下のようになっています(チャートは『Investing.com』より引用)。
上掲は、ローソク足1本が1日の値動きを示す「日足」です。20日は大きな陽線となっていますが上ヒゲも長いですね。Money1で防衛線と呼んできた「1ドル=1,200ウォン」を突破。一時「1ドル=1,202.23ウォン」まで進んだものの、そこから戻しが入り、現在は隙あれば防衛線を再突破してやろうと上(ウォン安方向)を窺(うかが)う状況となっています。
防衛線を破った後の、ここまでのプライアクションをローソク足1本が1分間の値動きを示す「1分足」で見ると、以下のようになります。
ご覧のように、テッペンの「1,202.23ウォン」を付けていったんはウォン高方向に強く戻されたのですが、およそ「1ドル=1,197.54ウォン」を底に反転。再度、防衛線「1ドル=1200.00ウォン」寸前までいきますが未達。しかし、また値を持ち直して防衛線を再突破したのです。
およそ「1ドル=1201.27ウォン」でダブルトップを作った後、下(ウォン高方向)へ向かってしまった――という非常にドタバタな状況となっています。
――と書いているうちに、また防衛線を破って「1ドル=1,203.21ウォン」に達しました。
すごい勢いのウォン売り圧力です。この後、まだ欧州時間、アメリカ時間が続きます。
また動きがありましたら(というか今すごい動きなのですが)、随時記事を制作し状況をご紹介するようにいたします。
追記その02
2020年02月21日(金)夕刻、ウォン安がさらに進み、ついに一時「1ドル=1,213ウォン」にまで達しました。以下の記事にまとめましたので併せてお読みくださいませ。
追記
ドルウォン・ウオッチャーとしては寝てなどいられない日になっています。本記事の続きですが、ついに「1ドル=1,205ウォン」を突破する局面となりました。そのため、以下の記事をまとめました。ただし、強力な戻しが来るかもしれませんので、あくまでも20日の途中局面として見てください。
(柏ケミカル@dcp)