中国外交部「いいえ。関税について米国と交渉・協議してません」。トランプ大統領は「交渉してるよ」

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まだ言い張っているよ――という話です。

2025年04月24日に続き、翌25日も中国外交部は、合衆国とは関税について「交渉していない」と主張しました。

中国側は「中国と交渉するなら、まず合衆国が科すとした完全を全て取り下げろ」と主張しています。

以下が25日の外交部定例記者ブリーフィングでの質疑応答です。

『Reuters(ロイター)』記者:
第1の質問ですが、合衆国側は「米中間で貿易対話が行われている」と述べています。

ホワイトハウス高官は「今週、米中間で下級官僚による対話や通話があった」としています。米国側は中国側と接触を試みているのでしょうか?

また、中国側は貿易対話に応じる意向はありますか?

第2の質問です。

中国側が一部合衆国からの輸入品に科している125%関税を免除することを検討しており、企業に対して関税免除対象品目のリスト提出を求めているとのことですが、この件について確認できますか?

郭嘉昆報道官:
第1の質問について、昨日、私自身と商務部(中国商務省)の同僚がすでに明確に回答しています。

米中双方は関税問題に関して交渉や協議を行っていません。

合衆国側は情報を混乱させないようにすべきです。

第2の質問については、あなたが言及した具体的な状況について私は把握していません。中国側の主管部門に問い合わせることをお勧めします。

⇒参照・引用元:『中国 外交部』公式サイト「2025年4月25日外交部发言人郭嘉昆主持例行记者会」

このように、中国の外交部は「交渉なんかしてません」という態度を崩していません。

しかし、『Reuters(ロイター)』など外信の報道によると、2025年04月24日には、トランプ大統領は「米中間で通商協議が行われている」と述べているのです。

(吉田ハンチング@dcp)

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