2025年10月16日、韓国の企画財政部が「月刊財政動向10月号」を発刊しました(2025年08月末まで)。
2025年08月末時点
総収入:431兆7,000億ウォン
総支出:485兆4,000億ウォン―『月刊 財政動向』10月号(2025年08月末基準累計)発刊―
2025年08月末累計の総収入は、前年同期比で35兆ウォン増加した431兆7,000億ウォン、
総支出は、前年同期比で38兆4,000億ウォン増加した485兆4,000億ウォンである。その結果、統合財政収支は53兆7,000億ウォンの赤字、社会保障性基金収支(黒字)34兆6,000億ウォンを除いた管理財政収支は88兆3,000億ウォンの赤字である。
一方、中央政府の負債残高は08月末基準で1,260兆9,000億ウォンである。
収支が出ていますが、それはともかく、ご注目いただきたいのは08月末時点での負債(返済しなければならないので債務)残高「1,260兆9,000億ウォン」です。
「ちょっと待て、おい」――です。2024年末から2025年08月までの政府負債残高の推移は以下のようになります。

2024年末と比較して「119.7兆ウォン」も負債が増加しました。わずか8カ月で約120兆ウォン増という驚きの結果です。
マクロ的に大して効きもしない消費クーポンを撒くのに負債を積んだ結果がこれです。第2次消費クーポンもあるので09月はさらに負債が増加するものと見られます。
(吉田ハンチング@dcp)







