韓国「2025年の外国への証券投資 1,402.8億ドル」⇒ 昨年の2.7倍!ウォン安進行の主要因

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2026年02月06日、『韓国銀行』が「2025年12月の国際収支統計」を公表しました。先記事で経常収支についてご紹介しましたが、興味深いのは「金融収支」の方です。

何より注目したいのは「証券投資」です。

『韓国銀行』の李昌鏞(イ・チャンヨン)総裁が指摘したとおり、ウォン安が急進した主要因は、ウォン売り・ドル買い ⇒ 外国の証券に投資するという動きが大きくなったためです。

特にアメリカ合衆国の株式に巨額が投じられているため、ウォン安が急進したわけですが、今回の国際収支統計にもそれが表れています。

以下をご覧ください。


↑黄色のマーカーでフォーカスしてあるのが金融収支の証券投資・資産の部です(2025年12月)。金額は143億6,610万ドルもあります。

⇒データ出典:『韓国銀行』公式サイト「ECOS」

2025年12月は「143億6,610万ドル」となっています。

『韓国銀行』はじめ金融当局を驚かせた10月の「172億9,210万ドル」よりは小さいですが、それでも大きな水準です。

外国における証券資産が増えた金額を示していますが、要するにキャッシュアウトです(その分だけお金が外国に出ていったので資産が増えた)。

今回のデータ公開によって、暫定版ながら2025年通年が締まったのですが、この証券投資の資産の部を累計すると「1,402億7,530万ドル」になります。

つまりこの巨額が(韓国から出ていって)外国資産になったのです。証券投資を株式と債券に分けると以下のようになります。

2025年
株式:1,143億4,790万ドル
債券: 259億2,740万ドル
小計:1,402億7,530万ドル

お金を突っ込んでいる先は外国の株式で、金額は債券を圧倒しています。

暫定版とはいえ2025年が締まったので、これを年次で比較してみましょう。以下をご覧ください。

2025年の(外国への)株式投資は上掲のとおり約1,143.5億ドルですが、これほど外国の株式に資金が向かった年はありません。2024年は421.6億ドルでしたから、2025年は対前年比で約2.7倍です。

これだけ資金を投入すればウォン安も進むというものです。

(吉田ハンチング@dcp)

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