そもそも「キンバ」なるものは、日本起源の「海苔巻き」です。朝鮮半島を併合した後、日本から流入し一般に知られるようになりました。「海苔巻き」は日本人が持ち込んだ「特別な食べ物」だったのです。
そもそも、日本統治以前に、現在のキンパに直接つながる「海苔で巻いた飯」の料理が朝鮮半島に存在したことを示す確実な一次史料は、確認されていません。
「似たような料理はあった」
「巻いた食文化はあった」
などという反論(日本からの調理文化の移入であることを否定したいがための言い訳)がなされることがありますが、実際には「野菜を包む(サム)」「餅や飯を固める」ものは確認できても、海苔巻きにつながるものはありません。
日本では江戸時代から板海苔の加工・流通が発達していましたが、朝鮮半島では海苔はあっても巻く用途としての定着など確認できません。
韓国メディア『朝鮮日報』の記事から一部を引用します。
セブン-イレブンが、ご飯の粘りを高め、電子レンジで温めなくてもよい三角キンパを発売する。
物価高の中で簡便食の需要が高まる中、コンビニの代表的な簡便食である三角キンパに注目するものだ。
24日、セブンイレブンは来月07日から「オールニュー(All New)三角キンパ」10種を発売すると明らかにした。
既存の定番三角キンパのリニューアル7種と新商品3種である。
「エビマヨ三角キンパ」
「さらに大きくなった半熟卵三角キンパ」
「ホットソイチキン三角キンパ」などの新商品が含まれた。
これらの製品はセブン-イレブンがライセンサーであるセブンイレブンインターナショナルなどと1年間にわたり開発した「ライスプロジェクト」の一環である。
ライスプロジェクトは、電子レンジで加熱するとご飯はしっとりするが海苔が湿ってしまう三角キンパの欠点を補完することに焦点を当てた。
冷蔵状態でも米粒が水分感を失わないよう処理し、米内部のタンパク質結合を強化して粘りのある食感を実現した。
実際にこの技術を適用した結果、冷蔵48時間後の時点を基準としてご飯の水分感は従来比で5%増加し、組織感も約10%改善された。
セブン-イレブンは今回の新製品発売を皮切りに「三角キンパ第2世代」を開く計画だ。
セブン-イレブンは日本式三角キンパであるおにぎりを納品して販売していたが、1999年に初の韓国式三角キンパを国内市場に披露した。
それから27年が過ぎた今年、従来とは異なる方式で製造された三角キンパを発売する。
(後略)
いけしゃあしゃあと「日本式三角キンパであるおにぎり」などと書いていますが、逆です。
「韓国式おにぎりである三角キンパ」でしょう。あるいは「日本のおにぎりをパクった三角キンパ」と書くべきです。こういうのは「文化盗用」に当たらないのでしょうかね。

↑左側の商品は「매콤한 불짬뽕맛 삼각김밥」(ピリ辛・激辛チャンポン味 三角キンパ)。右側の商品は「매콤한 불짜장맛 삼각김밥」(ピリ辛・激辛ジャージャー麺味 三角キンパ)。
(吉田ハンチング@dcp)






