中国・不動産市場さらに下へ。外国からの投資はたったの3億元、-82.1%の惨状!

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中国の不動産市場は底なし沼です。かつては中国経済を支える大きな柱だったのですが、ズブズブと沈み続けいまだに底が見えません。

2026年05月18日、中国の国家統計局が毎月の「2026年1—4月份全国房地产市场基本情况(2026年01月から04月までの全国不動産市場の基本状況)」を公表したのですが、さらに下にいきました。

まず以下です。

一、不動産開発投資完成状況

01〜104月期、全国の不動産開発投資は2兆3,969億元となり、前年同期比13.7%減少した(比較可能ベースで計算。詳細は注5参照)。このうち、住宅投資は1兆8,464億元で、13.1%減少した。

01〜04月期、不動産開発企業による建物施工面積は54億5,116万平方メートルとなり、前年同期比12.1%減少した。

このうち、住宅施工面積は37億8,005万平方メートルで、12.5%減少した。

建物新規着工面積は1億3,900万平方メートルで、22.0%減少した。

このうち、住宅新規着工面積は1億57万平方メートルで、23.6%減少した。建物竣工面積は1億1,886万平方メートルで、24.0%減少した。このうち、住宅竣工面積は8,473万平方メートルで、25.8%減少した。

⇒参照・引用元:『中国 国家統計局』公式サイト「2026年1—4月份全国房地产市场基本情况」(引用元は以下同)

建物施工面積から住宅竣工面積まで、対前年同期比で全部マイナスです。

次に「新築分譲住宅の販売および在庫」の状況です。

二、新築分譲商品住宅の販売および在庫状況

01〜04月期、新築分譲商品住宅の販売面積は2億5,258万平方メートルとなり、前年同期比10.2%減少した。減少幅は1〜3月期より0.2ポイント縮小した。

このうち、住宅販売面積は12.2%減少した。新築分譲商品住宅の販売額は2兆3,000億元となり、14.6%減少した。減少幅は2.1ポイント縮小した。このうち、住宅販売額は15.7%減少した。

04月末時点の住宅在庫面積は7億7,801万平方メートルとなり、前年同期比0.5%減少した。このうち、在庫期間3年以下の面積は5億7,903万平方メートルで、2.6%減少した。

住宅販売面積・販売額も対前年同期比でマイナス。在庫面積と金額が減少しているのがせめてもの救いですが、全然安心できません。

さらに「不動産開発企業の資金調達状況」です。

三、不動産開発企業の資金調達状況

01〜04月期、不動産開発企業の調達資金は2兆6,697億元となり、前年同期比18.4%減少した。

このうち、国内融資は4,199億元で、25.9%減少した。

自己調達資金は9,838億元で、10.5%減少した。手付金および前受金は7,975億元で、17.6%減少した。

個人向け住宅ローンは3,087億元で、31.7%減少した。


↑不動産開発企業の資金調達は対前年期比でずぶずぶ沈み続けています。

特にご注目いただきたいのは、個人向け住宅ローンが対前年期比で「-31.7%」と急激に減少していることです。要するに家を買いたい人など激減しているのです。

面白いのは上掲の表組で、黄色の蛍光マーカー部分、資金調達の「外国投資の活用」を見ていただきたいのですが、対前年期比で82.1%も減少しています。金額はたったの3億元しかありません。

中国の不動産市場に投資しようなどという物好きは、もはやいないのです。

恐ろしいことに中国の不動産市場はいまだに底が見えません。

(吉田ハンチング@dcp)

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