「ジョーシ・ソロス(George Soros)が中国の習近平国家主席を最も危険な敵と批判している」という報道が出ました。ソロスさんは「イングランド銀行を打ち負かした男(The Man Who Broke the Bank of England)」と呼ばれることもある、伝説の投資家です。
以前、Money1の以下の記事で取り上げたことがありますが、ソロスさんは非常な(筋金入りの)リベラリスト。「個人の自由や尊厳」を侵害するような体制、システムを心底嫌っている人で、強圧的な体制やシステムに刃向かう人々への支援を惜しまない「政治活動家」でもあります。
⇒『Money1』「『ソロスのおっちゃん』が嫌われるのにはワケがある」
https://money1.jp/?p=3511
そのため、世界各国から嫌われているのですが(笑)。中国の習近平を嫌うのは、ソロスさんの信条からすれば当然のことで、むしろなぜ今まで「親中派」のように振る舞ってきたのかが謎です。中国の共産党独裁体制の「毒」について、やっと理解できたのでしょうか?
ソロスさんが習近平体制を嫌うのは不思議でもなんでもありません。不思議なのは、なぜ今までそうならなかったのか?です。
(柏ケミカル@dcp)