ロンドン市長「旧車乗ってるヤツは金払え」

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なぜかクルマの話題が続いていますが、10月23日イギリス・ロンドンのカーン市長(Sadiq Aman Khan)は「古いガソリン車・ディーゼル車に課金する『Tチャージ』という制度を導入する」と発表しました。

2005年の欧州排ガス規制「ユーロ4」に適合しない車種(2006年以前に登録)が対象です。対象車になると1日「10ポンド(約1,138円)」(平日AM7:00-PM6:00)を支払わなければなりません。

実はロンドン市内では「混雑時課金制度」(congestion charge:コンジェスチョン・チャージ)がすでに実施されており、この制度では1日「11.5ポンド(約1,309円)」が徴収されます。

ですから、「Tチャージ」で対象となり「混雑時課金制度」にも引っ掛かると合わせて1日「21.5ポンド(約2,448円)」も支払わないといけないのです。1カ月に20営業日、仕事でロンドン市内にクルマを乗り入れたら「430ポンド(約4万8,952円)」。これは結構な負担ですね。

「ロンドンの致命的な大気汚染の解消に向けた対策」と市長は表明しており、また2019年からロンドンに「超低排出区域(ULEZ)」を設定し、そこに乗り入れるクルマに通行料を課すそうです。

この市長、必死ですな。

(柏ケミカル@dcp)

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