新型コロナウイルス騒動によって韓国経済が危機的状況になっています。
先(せん)からご紹介していますとおり、今回のコロナきっかけで韓国がドボンになっても何の不思議もないのですが、そのことを示す良い指標がないかと調べていましたら、『韓国銀行』が2020年06月24日に公開した「金融安定報告書」の中にいいデータがありました。
「FSI」という指標です。これは「金融安定指標」と呼ばれ、日本ではまずお目にかかりません。
『韓国銀行』の説明によれば、「FSI」は「金融の安定に関わる実体経済・金融の20の指標について毎月計測し、これを基に算出した総合指数」となっています。
0-100までの数値を取りますが、100に近いほど金融が不安定となり、
0-8未満:通常
8以上:Warning stage(警戒域)
22以上:Crisis stage(危険域)
と判断するとのこと。
2007年01月~2020年05月のFSIをグラフ化すると以下のようになります。
上掲のとおり、2019年の段階ですでに警戒域の「8」すれすれでしたが、2020年02月に「8.3」で突破。03月「17.1」、04月には「22.3」で危険域に踏み込みました。05月には「18.0」と少し戻したのですが、金融の不安定さは警戒域よりもはるかに高い水準にあります。
左にドーンとそびえている巨大な山が、2008-2009年の「韓国通貨危機」時の数値です。
これをご覧になれば、韓国がまさに危機のトバ口に立っており、ドボンになっても全然おかしくないと思われるのではないでしょうか。なにより、このようなデータを集計している『韓国銀行』自身が「大変に危ない状況にあること」を理解していらっしゃるでしょう。
すみません、これ回復するのですか?
(吉田ハンチング@dcp)