2021年01月21日、アメリカ合衆国軍「統合参謀本部」から覚書(memorandum)が出されていました。合衆国軍トップ8人の署名が入った文書で、麾下の将兵に対して、2021年01月06日に議会で起こった暴動について「許されるものではない」とし、シビリアンコントロールの中、自分たちに与えられた使命を果たすように」と告げています。
この文書の中に「2021年1月20日、憲法に従い、州および裁判所によって確認され、議会によって認定されたバイデン大統領が就任し、第46代最高司令官になる」と書かれています。
統合参謀本部覚書
アメリカ合衆国軍へのメッセージアメリカの人々は、ほぼ250年間、私たちの憲法を保護するためにアメリカの軍隊を信頼してきました。私たちがこれまで行ってきたように、合衆国軍は文民指導部からの合法的な命令に従い、民政が生命と財産を保護し、法律に従って公共の安全を確保し、合衆国憲法の保護と擁護に全力を尽くします。
2021年1月6日のワシントンDCでの激しい暴動は、合衆国議会、国会議事堂、および私たちの憲法プロセスに対する直接の攻撃でした。私たちは、これらの前例のない出来事に関係した2人の議会議事堂警官と他の人々の死を悼みます。
私たちは、法の支配と矛盾する国会議事堂の建物内での行動を目撃しました。言論と集会の自由の権利は、暴力、扇動、暴動に訴える権利を誰にも与えません。
国に奉仕する者として、私たちは国家の価値観と理想を具現化する必要があります。私たちは憲法を支持し、擁護します。憲法のプロセスを混乱させる行為は、私たちの伝統、価値観、宣誓に反するだけではありません。それは法律違反です。
2021年1月20日、憲法に従い、州および裁判所によって確認され、議会によって認定されたバイデン大統領が就任し、第46代最高司令官になります。
国を守るために展開中、あるいは家にいる我らが将兵たちよ――準備をして、地平線から目を離さず、使命に集中し続けてほしい。我らはすべてのアメリカ人を守るためにあり、諸君らの継続的な奉仕をここに称える。
【サイン】
マーク・A・ミリー
将軍、
統合参謀本部議長ジョン・E・ハイテン
将軍、米空軍
統合参謀本部副議長ジェイムス・C・マッコンビル
将軍、米陸軍
参謀総長デビッド・H・バーガー
将軍、米海兵隊
司令官マイケル・M・ギルディ
提督、米海軍
作戦部長チャールズ・Q・ブラウン・ジュニア
将軍、米空軍
参謀総長ジョン・W・レイモンド
将軍、米国宇宙軍
作戦部長ダニエル・R・ホカンソン
将軍、
州兵局長官
(吉田ハンチング@dcp)