トランプ政権の終わりも近いですが、2021年01月14日、アメリカ合衆国、OTMP(Office of Trade and Manufacturing Policyの略:通商製造政策局)のピーター・ナバロ局長は、大統領選挙に不正があったとし、全15ページの第3弾リポートを公表しました。
The Case, Evidence, & Statistical Receipts
そうだ、トランプ大統領が勝った
事件、証拠、統計的明細
第2弾は「The Art of The Steal」(窃盗芸術)というタイトルだったのですが、この第3弾は「トランプ大統領が勝った」とストレートなものとなっています。
同リポートは序章を読むだけでも非常に興味深いものです。
ナバロ局長はリポートのVol.1-3で以下のことを述べています。
・6種類の不正が確認できる
明白な不正行為
投票用紙の誤操作
広範な不正行為
修正第14条の平等保護条項への複数の違反
投票機の不正
統計上の異常
・どの州でも決定打(「銀の弾丸」と呼んでいる)となった不正はなかった
(さまざまな手段で不正が行なわれた)
・行なわれたのは「投票箱を埋める戦略」
(不正投票用紙を大量に送る、不正投票を精査する力を弱める、という2つの手段を使用)
また、合衆国大手SNS企業が大統領のアカウントを凍結するなどを行なっていることについて、合衆国社会がSNSの寡占によって守られる中国式の警察国家に向かっている、と強く警鐘を鳴らしています。
今回のVol.3の序章は以下の言葉で締めくくられています。
もし、6つの激戦区の州の連邦議会と州議会がこの証拠を無視するならば、彼らは自らリスクを冒すだけでなく、アメリカの選挙への信頼と共和国の神聖性をも冒すことになるだろう。
以下はIntroduction(序章)の全文です。少し長いですが、非常に興味深い内容ですので読んでみてください。
ナバロ・リポートVol.1「無原罪の欺瞞」は、2020年大統領選挙の公正性と完全性を評価するために、疑惑のある選挙不正の6つの重要な側面を特定し、評価しました。
これらの不正行為には、明白な不正行為、投票用紙の誤操作、広範な不正行為、修正第14条の平等保護条項への複数の違反、投票機の不正、統計上の異常などが含まれている。
この評価は、アリゾナ州、ジョージア州、ミシガン州、ネバダ州、ペンシルバニア州、ウィスコンシン州の6つの主要激戦州について行われた。
この6つの州での結果が最終的に選挙を決定付けることになるのであるが、それは民主党の戦略が想定していたとおりである。
「無原罪の欺瞞」で評価を行うために使用された証拠には、50件以上の訴訟や司法判決、数千件に及ぶ宣誓供述書や申告書、さまざまな州の会場での証言、シンクタンクや法律センターによる公表された分析、ビデオや写真、パブリックコメント、広範な報道などが含まれている。
報告書の3つの重要な発見は以下のとおりである。
(1) 6種類の選挙不正が、ほとんどまたは全ての激戦区の州で存在し、蔓延していた
(2) 各激戦区では、選挙を決定付けた不正の種類がそれぞれ異なる
(3) バイデン氏の選挙を勝利に導いたとされる単一の「銀の弾丸」は存在しなかった
(どの州でも決定的に効果があったという選挙不正の手段はなかった = 複数の手段が使われそれぞれに効果的だったという意味:筆者注)また、選挙が盗用された可能性があるかどうかという問題に関して最も重要なことは、
(4) 6つの激戦区の各州におけるバイデンの「勝利」の差は、潜在的な不正投票の数に比べてはるかに小さかった
である。ナバロ・リポートVol.2「窃盗芸術」では、6種類の「選挙での不正行為」の制度的な原因を調査した。
第一の重要な発見は、6つの激戦州での選挙プロセスを戦略的にゲーム化しようとする民主党の取り組みは、2016年にトランプ大統領が当選した直後から、そして多くの場合はその数年前から始まっていたと、ということだ。
第二の重要な発見:民主党のこの選挙プロセスのゲーム化は、二本柱の大規模な「投票箱を埋める」戦略によって実施された。
これは、トランプ氏の決定的な勝利をバイデン氏の危うい疑惑の勝利に変えるために、6つの重要な争点となる州に、十分に精査されていない、潜在的に違法な不在者投票や郵送投票で殺到するように設計されていた。
民主党の戦略の一つ手法は、不在者投票や郵送投票の量を劇的に増加させることだった。
もう一方の手法は、投票の精査のレベルを劇的に減少させることだった。
これらは、「トランプ大統領による決定的な法的勝利」から「ジョー・バイデンによる危うい潜在的に違法な疑惑の勝利」に天秤を傾けるのに十分以上な、違法な投票用紙を戦場となる州に洪水のように流し込んだ。
重要なことは、民主党とその工作員が、違法であるかもしれない結果を効果的に達成するために行ったことの多くは、さまざまな合法的な手段を使って追求されていたことである。
しかし、民主党の政府関係者もまた、時として、その国の法律やルールを曲げたり、破ったりした。
ナバーロ・レポートVol.3は、「2020年の大統領選挙はドナルド・J・トランプから盗まれたのか?」という問題を包括的に分析してきたことの集大成としての役割を果たすことを目的としている。
本レポートでは、各争点となる州における不正投票の可能性のある票数について、最新の統計的な「明細」(レセプト)を提供する。
ナバロ・リポートの最終回となる本報告書の大きな目的は、州ごと、カテゴリーごとに、潜在的な不正投票の数を十分に文書化した集計結果を調査員に提供することである。
この集計結果は、本レポートの次のページにある図1に示されている。この図の各数字には、その数字の出所を示す注記が付いていることに注意してほしい。
さらに、不正の可能性のある投票用紙のカウントについては、保守的なアプローチをとっていることにも注意してほしい。
ナバロ・リポートの前巻と同様に、図1を見れば明らかなように、潜在的な不正投票の数が、バイデン氏の「勝利」のマージンが非常に薄いとされる投票数を大きく上回っていることが分かる。
この証拠に照らし合わせても、合理的な人間なら誰でも2020年の大統領選挙が公正な選挙であると結論付けはしないだろう。
むしろ、このリポートを読む人は誰でも、この選挙が実際にドナルド・J・トランプ氏から盗まれたものである可能性があるのかどうか、より明確にしてほしいと感じざるを得ないだろう。
「統一」と「調和」のために、自由で公正な選挙という虚構であるかもしれない「真実」を、すべてのアメリカ人に提出し、告白することを要求することは、現在、進歩的な業界や主流メディアでは政治的に正しいことであるが、本リポートの証拠に照らし合わせて、このようなカフカのような要求は、逆効果になるだろう。
つまり、現在、国のほぼ半数が、2020年の大統領選では重大な不正があったと考えているのである。
このことは、真実を探すために必然的に必要なものの抑圧が、FaceBook、Twitter、YouTubeのようなプラットフォームを利用している何千万人ものトランプ支持者のアメリカ人を、プラットフォームから外して検閲することを自らの責任としているソーシャルメディアの寡頭政治集団の、権威主義的な(いや、ファシスト的な)行動によって促進されている場合には特に当てはまるだろう。
真実を考える上で、私たちは2つのことを決して忘れてはならない。
(1) 民主党とその工作員が1960年の大統領選挙を盗んだ――その時に起きたことは、再び起きる可能性がある
(2)今日私たちが目撃しているものと同じ悪徳と文化に対する挑戦に歴史家が直面し、無原罪の欺瞞の1960年版が認められるまで何十年もかかった
今日、共和党や保守派の声を黙らせようとする同様の探求にもかかわらず、ドナルド・J・トランプ大統領に投票した7,400万人のアメリカ人には、完全な調査と超党派的な真実の追究を要求する権利がある。
しかし、民主党、共和党のRINOの要素、反トランプ主流メディア、統制の取れない検閲ソーシャルメディアの大物たちが、2020年の選挙についての真実の検索を抑制するための努力をやめず、放棄しなければ、歴史は、これらの人々、企業、機関の全てを可能な限り厳しい方法で裁くことになるだろう。
この時点で、私たちは、完全で活気に満ちたアメリカの民主主義から、制御不能を超えた結託的なソーシャルメディアの寡占によって守られる共産主義的な中国式、キャンセルカルチャー、警察国家へとナノ秒で変化するという危険な動きをしています。
このレポートの残りの部分では、アメリカの政治史上最悪の窃盗であるかもしれないものについて、州ごとに、そしてカテゴリーごとに統計的な「明細」を提示する。
もし、6つの激戦区の州の連邦議会と州議会がこの証拠を無視するならば、彼らは自らリスクを冒すだけでなく、アメリカの選挙への信頼と共和国の神聖性をも冒すことになるだろう。
ナバロ局長が統計的「明細」(レセプト)と呼ぶものがどのようなものかを具体的に知りたい場合には以下のURLを参照して、自分で文書の中身を確認してみてください。
(吉田ハンチング@dcp)