韓国では「失業大乱」といわれ、特に若年層の就職難はひどい状況です。そんな中、やはり「安定した公務員になりたい」という人が増加しています。
2021年01月20日、企画財政部の公表した公共機関公示システムを調査した結果、韓国メディア『毎日経済』は公共機関に職を求める人が多くなり、その競争倍率が極めて高くなっていることを見つけ出し、報じています。
同記事によれば競争倍率500:1を突破したのが9カ所の応募であった、とのこと。
記事内では以下のような超難関となった職を紹介しています。
『韓国造幣公社』5級一般職2人採用:1000:1
(応募者1,951人なので正確には975:1ですが)
(応募者1,951人なので正確には975:1ですが)
『韓国海洋交通安全公団』6級行政職1人:863:1
『韓国ガス安全公社』5級行政職2人:770:1
(応募者1,441人)
としています。また、
(前略)
政府傘下の公共機関360のうち、なんと265個の公共機関、行政職が100対1の採用競争率をはるかに上回り「神の仕事」に選ばれた。
(後略)
政府傘下の公共機関360のうち、なんと265個の公共機関、行政職が100対1の採用競争率をはるかに上回り「神の仕事」に選ばれた。
(後略)
と書いています。「神の仕事」はいささかオーバーですが、それぐらい望んでも就けない仕事ということなのでしょう。
というわけで韓国の景気はそれぐらい悪く、また仕事がないのです。
(吉田ハンチング@dcp)