韓国の産業通商資源部から07月の自動車産業の動向のデータが出ています。車載用半導体不足が効いたようで生産、輸出共に大きく減衰しました。
以下をご覧ください。
↑『Chrome』の自動翻訳なので一部ヘンな日本語になっていますがご寛恕ください2021年07月
生産台数:29万7,585台(-13.9%)国内販売台数:14万7,697台(-9.6%)
⇒国産自動車:12万2,833台(-14.1%)
⇒輸入自動車:2万4,864台(+21.9%)輸出台数:18万1,046台(-2.9%)
(輸出金額:41.0億ドル:約4,504億円)部品輸出:19.9億ドル:約2,186億円
※( )内は前年同月比
⇒参照・引用元:『韓国 産業通商資源部』公式サイト「2021年7月の自動車産業月間の動向(暫定)」スクリーンショット
なんと生産台数は、コロナ禍で自動車産業が苦境に陥っていた2020年同期と比較しているにもかかわらず「13.9%」も減りました。
生産台数は、前月(2021年06月)と比較しても「-8.7%」です。
これは、労使交渉や車載用半導体の需給ひっ迫などによって自動車メーカーの工場が稼働停止になったことに起因します。
●『現代自動車』
労組交渉で2日停止
設備工事で操業停止(07月13日~08月11日)●『起亜自動車』
コロナ確定者発生に関して工場休業(07月26~27日)●『ルノーサムスン』
半導体需給ひっ迫による工場休業(07月19~20日)●『韓国GM』
半導体需給ひっ迫による50%減産体制※データ引用元は同上
販売台数も「9.6%減少」しています。興味深いのは輸入自動車の販売台数は「21.9%増加」している点です。
日系自動車の販売台数も以下のように前年同期比で伸びています。
レクサス:+37.1%
トヨタ:+32.9%
ホンダ:+153.5%
日系自動車計:+26.7%※データ引用元は同上
というわけで、2021年07月、韓国の自動車産業は工場の稼働停止が効いて生産台数、輸出台数共にダウンしました。
(吉田ハンチング@dcp)