孫正義CEOが「韓国のAmazon」の株式「2兆」を売り払う!

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韓国のAmazon(アマゾン)」と称される通販大手『Coupang(クーパン)』ですが、同社には『ソフトバンクグループ』率いる孫正義CEOの『Vision Fund(ビジョンファンド)』から30億ドル(約3,294億円)の資金が入っています。

2021年09月16日(現地時間)、『SEC』(Securities and Exchange Commissionの略:証券取引委員会)のリポートによれば、『ビジョンファンド』が1株「29.685ドル」で5,700万株を売却した、とのこと。

これによって『ビジョンファンド』は「16億9,204万5,000ドル」(約1,858億円)を手にしました。投入した30億ドルの「56.4%」を回収したわけです。

ウォン換算すればざっくり2兆ウォンとなります。

『クーパン』の株価は上掲のとおり、2021年03月11日の合衆国市場に上場以降すっかり低迷しています(チャートは『Investing.com』より引用:日足/2021年09月17日16:41日本時間現在)。

公募価格は1株「35ドル」でしたから、現在の株価は公募価格割れです。

『クーパン』は何度もご紹介しているとおり巨額赤字を積み重ねており、しかもとりあえず市場は韓国内というドメスティックな会社ですから、よほどの好材料がなければ株価は上昇しないのではないでしょうか。

今回の売却は投資式を入手するためとのこと。

『ビジョンファンド』はまだ同社の株式を約5億6,815万株保有しています。中国旗企業の合衆国上場がほとんど無理になっていますので、さらに『クーパン』の株式を売りこむかもしれません。

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(吉田ハンチング@dcp)

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